UIデザイナーの仕事とは?
UIデザイナーの仕事
日本をはじめ、海外でも多くの作品が開発されていますが、その中でもゲーム作品のデザインに関わりたいと思う人は多くいます。
そして、ゲーム作品に関わるデザイナーの中でも、画面のデザインやレイアウトなどを担当しているUIデザイナーに注目が集まっています。
しかし、ゲーム業界におけるUIデザイナーが実際どのような仕事をしていて、求められているスキルは何なのかが見えてこないと目指そうとしても悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
なので、ここではUIデザイナーという職業について、さまざまな着眼点で解説していきたいと思います。
UIデザイナーとは
まず、ゲーム業界におけるUIデザイナーとは何なのかについてから見ていきましょう。
UIデザイナーはUser Interfaceデザイナーの略称で、実際に使用するユーザーが使用しやすく、最終的な目的までにたどり着けるように設計することが役割です。
そして、ゲーム業界におけるUIデザイナーも先ほどお話しした役割を担っており、「ゲームをプレイするユーザーが、不便を感じることなく楽しめるように、ゲームの画面やレイアウトなどを制作する」ことが主な業務となります。
勤務先は主にゲーム制作会社やデザイン関連の企業があり、さらには会社などに属さずに働くフリーランスなどが勤務スタイルとして挙げられます。
なので、UIデザイナーはゲームの制作を行うときは企画書に沿ってゲームの画面やレイアウトなどのラフデザインを考案し、グラフィックデザインソフトで制作していきます。
そのため、UIデザイナーはゲームをプレイする上での操作性に関わる部分を担う、重要な役割を果たしている職業と言えます。
UIデザイナーに求められる能力とは?
UIデザイナーとして現場で仕事していくためには、「ゲーム開発者とユーザー目線いずれを持ちながらデザイン設計ができる」、「グラフィックデザインソフトを使用して制作できる」などが求められている傾向です。
まず、UIデザイナーはゲームを開発する側であると同時に、もっともユーザーの視点を要している必要がある職業です。
UIデザイナーがデザインする部分はユーザーがもっとも目にするゲーム画面であることから、ゲーム開発を縁の下から支えていくため、自分がゲームをするときこうすれば進めやすい、ということを考えたものをデザインする力は重要なものと言えます。
さらに、最低限グラフィックデザインソフトのPhotoshopやIllustratorなどのAdobe社がリリースしているものが使用できるスキルや、UnrealEngineやUnityといったゲームエンジンなどの知識も求められます。
また、どのような配色ならば見やすいのか、さらにはどのようなロゴなら目が届くのかを考える色彩力やレイアウト力なんかも求められます。
なので、UIデザイナーはユーザーが操作しやすい画面デザインをあらゆる視点で考える力が求められていると覚えておきましょう。
UIデザイナーのやりがいとは?
UIデザイナーが仕事をしている上でもっともやりがいを抱くときは、制作に関わったゲームの評価が高かったときです。
UIデザイナーがデザインしている部分はユーザーがゲームしているときにもっとも目にする画面であるため、快適にプレイできるようなデザインとして提供していると、自然と評価の声も多くなります。
UIデザイナーがユーザーにとって快適なゲーム画面、レイアウト、機能などのデザインを考えるまでには多くの時間を要します。
その分、UI(ユーザーインターフェース)がユーザーにとって快適なものだという評価や感想をもらえるときの喜びは大きなものになるんですね。
UIデザイナーの仕事まとめ
今回はUIデザイナーについて、大まかなポイントをまとめながら解説しました。
UIデザイナーはゲーム内の画面やレイアウト、機能などをスムーズに進められるようにするためには何をすれば良いかが見えてきたのではないでしょうか。
UIデザイナーを目指していけるように、日々ゲームの画面がどうなっているのかを見て研究しながら、グラフィックデザインのソフトに触れてみてはいかがでしょうか。
UIデザイナー以外の仕事は?
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CGアニメーター
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アートディレクター
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