YouTuberの仕事とは?
YouTuberの仕事とは?
YouTuberは、「小中学生がなりたい職業ランキング」第3位にランクインするほど、多くの人が憧れる人気の職業です。
YouTuberとひとくちに言っても、扱うジャンルは多岐にわたり、活動スタイルも人によって異なります。
今回は、YouTuberという職業について詳しくご紹介していきます。
YouTuberとは
YouTuber(ユーチューバー)とは、動画配信サイト「YouTube」に動画をアップロードまたは配信をして、その動画の広告収入によって利益を得ているクリエーターのことです。
YouTuberが扱う動画のジャンルは様々で、ゲーム実況や音楽、コメディ、旅行、料理、メイク、筋トレ、語学、ペット、ビジネス、投資系、政治、本の要約など、エンターテイメントからハウツー系まで幅広く存在します。
YouTuberとして収入を得るためには、18歳以上であり、自身のチャンネルの過去12ヶ月間の総再生時間が4,000時間且つ、チャンネル登録者数が1,000人以上でなければなりません。
YouTuberの中には、副業として収入を得ている人もいれば、YouTubeの収入だけで生計を立てている人もいます。
人気YouTuberになって知名度を上がれば、大手企業から仕事を受ける、書籍を出版する、テレビに出演するといったチャンスもあります。
YouTuberに求められる能力とは
YouTuberに求められる能力は、投稿するコンテンツのジャンルによって多少異なります。
例えば、ゲーム実況であればゲームのプレイスキルやトーク力が必要であり、料理系の動画であれば料理の正しい知識やスキルが必要です。
また、自分自身がトークをしなくても、ナレーションを人に依頼する、入力した文章を読み上げる機械を使用するといった方法もあるので、トーク力は必ずしも必要ではありません。
どのジャンルのYouTuberにも共通して必要になる能力は、大きく分けると以下の6つです。
・コンテンツの方向性を決めるマーケティング能力
・人を楽しませる能力、企画力
・物事を視聴者に分かりやすく言語化できる能力
・動画のアップロードを継続する能力
・質の良いコンテンツを作る編集能力
・動画編集、サムネイル作りなど地道な作業ができる能力
YouTuberは基本的に、どんな動画を撮るかを考えて撮影し、編集をして投稿したら、視聴者の反応を見ながら次のコンテンツを作成するという一連の流れを一人で行います。
動画の企画者と演者を分けたり、動画編集を別の人に依頼したりしているYouTuberもいますが、YouTubeでの収入が少ないうちは一人で全ての工程を行う人が多いでしょう。
そのためYouTuberには、人を楽しませる能力や話す能力以外にも、コンテンツの企画力やマーケティング力や動画編集、画像作成などの裏方の能力も求められます。
また、YouTubeで収益化できるようになるまで根気よく動画を上げ続ける継続力も重要です。
YouTuberのやりがいとは
YouTuberのやりがいは何と言っても、人に笑いや感動といった影響を与えることができることでしょう。
YouTuberは視聴者との距離が近いので、動画や配信のコメントなどで視聴者のリアクションを見ることができます。
また、自分の好きなことや得意なことで収入を得ることができるのも、大きなやりがいです。
YouTubeで収益化を目指すことは簡単なことではありませんが、一度収益化できれば、自分の考えや個性がそのまま視聴者に求められることに、大きな喜びを感じられることでしょう。
また、YouTubeの動画は世界中に配信されるので、YouTuberとしての知名度が高くなれば、世界中のユーザーに自分の動画を見てもらえる可能性があることもやりがいになりますね。
YouTuberの仕事まとめ
YouTuberは、18歳以上であれば誰でも簡単に挑戦することができる職業です。
YouTuberとして収益を得るためには、ユーザーに求められるコンテンツは何かを常に考え、根気良く動画を上げ続ける必要がありますが、努力次第ではYouTuberを副業や本業にすることも可能になります。
YouTuberを目指す人が多くなる中で、YouTuberに必要なスキルを学べる養成機関も増え続けています。
YouTuberとして収入を得ることを目指すのであれば、専門学校やスクールなどで知識や技術を身につけると有利になるでしょう。
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