平日に働いている人でも、休日に好きなアニメを見ていてふと「声優っていいな」「自分でもやってみたいな」と思ったことはありませんか?
実は、有名な声優さんでも、サラリーマンやOLをしながら声優になる夢を叶えた人が一定数います。
今回は、社会人から一人前の声優になる方法についてお伝えしていきます。
- この記事の監修者
- 大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科は、プロダクション直接所属62.3%。 インターンシップではプロの声優と一緒に仕事ができ、学生のうちから現場を経験できます。
- 柿原徹也さん、白井悠介さん、降幡愛さんなど、AMG卒業生の人気声優もたくさんいらっしゃいます。
- この記事の監修者
- 大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科は、プロダクション直接所属62.3%。 インターンシップではプロの声優と一緒に仕事ができ、学生のうちから現場を経験できます。
- 柿原徹也さん、白井悠介さん、降幡愛さんなど、AMG卒業生の人気声優もたくさんいらっしゃいます。
社会人から一人前の声優になる方法
「声優としてキャラクターを演じ、多くの人に喜びや感動を与えたい!」
そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。
社会人から声優になるには、限られた時間を有効に活用して実力を高める必要があります。
ここからは、働いている人が声優になる夢を叶えるにはどうしたらいいかお伝えします。
声優専門学校に通う
声優になる夢を叶える為に、仕事と掛け持ちして声優専門学校に通う生徒もいます。
専門学校は若い人が多くて、社会人が自分1人だったらどうしようと思われる方もいますが、思っているよりも社会人率は高いので安心すると思います。
学校に中には、社会人向けのコースを用意している専門学校もあり、そのような学校の場合は授業時間が平日夜や土日または、授業やレッスンの日にちを選んで参加することができます。
養成所に入る
養成所に入ってレッスンを受けることも、声優になる方法の1つです。
養成所の方が、学ぶ時間が専門学校よりも少なく、週1日〜週5日までレッスンの回数を選ぶことができるので、仕事の予定や費用に合わせて回数を調整できるので時間の取れない人には便利です。
社会人で養成所に通う方は、自分のお給料から費用を支払っているので、費用を無理せず支払うことができて、昼の仕事とバランスを取りながら通える養成所を選択しましょう。
オーディションを受ける
声優のオーディションには、声優事務所による所属オーディションと、映画やアニメに出演する声優の一般募集のオーディションの2つがあります。
声優志望者の中にはオーディションを受けて、声優未経験ながらプロの声優としてデビューしたという人もいます。
声優オーディションでは、演技力や表現力、個性などを総合的に見て、合格か不合格か判断しています。
審査員に合格させたいと思わせるような大きな特徴が無ければ、オーディションに合格することは難しいでしょう。
オーディションからデビューを目指したい人は、日頃から声の特訓を積むとともに、自分に足りてない部分がどこなのかを分析することが大切です。
声優に必要な能力を押さえておこう
演技力
演技力はプロの声優として活動していく上で欠かせないスキルです。
いくら声が良くても、高い演技力を持ち合わせていなければ、視聴者に元気を与えたり楽しませることはできません。
演技力を高めるには声だけでなく全身で演技して、内面と外面から深めていく必要があります。
個性、オリジナリティー
単純に声が綺麗であったり、声がアニメに合っているというのは大切なことですが、大勢のライバルたちがいる中で生き残っていくためには、ほか者に埋もれないような個性というのも重要になります。
実際に現役で活躍している声優の方々は、何かしらの特徴を1つや2つ兼ね備えています。
有名声優や好きなキャラクターの声を真似るのも大事ですが、ときには自分の声で自分らしい演技をすることも大切です。
国語力・読解力
台本の活字をもとにキャラクターの演技をするのが声優の仕事です。
演技をする際は「この場面ではキャラクターがどのような感情を抱いているのか」を理解しておかなければなりません。
その理解がないままセリフを読んでも本当の意味で声優の仕事をしているとは言わないため、最低限の国語力や読解力を身につけておく必要があります。
また、場合によっては台本が本番直前まで渡されなかったり、急に台本が変更したりすることもあります。
そのような時でも柔軟に対応できるよう、瞬時に台本の内容を理解できるような国語力・読解力が必要になります。
コミュニケーション能力
声優は大勢の共演者や関係者と協力してアニメの作成を目指していきます。
いくら実力があっても自分1人でアニメを作ることはできず、仲間同士でしっかりコミュニケーションを取っていないと良い作品は生み出せません。
また、声優の仕事は現場ごとに周りのメンバーが変わってくるので、どんな人からも愛されるようなキャラクターであることが重要になります。
社会人からでも声優になれる理由
近年声優という仕事は、若い人が多い職業になっているように見えますが、会社員から声優に職を変える人も多くいます。
もちろん働きながら声優の仕事を行うのは大変な部分もありますが、両立できる会社を見つけることができれば、仕事をしながらでも声優の仕事をすることは可能です。
それ以外にも、社会人からでも転職を可能とする理由があるので、一緒に見ていきましょう。
活躍できる年齢の幅が広い
声優は、若い人が活躍していると思われがちですが、実は年齢層の幅が広くさまざまな年代の方が活躍しています。
アニメの制作現場では、小学生と70歳以上の方が一緒にアフレコしているなんてことも珍しくありません。
声優は、さまざまな役を演じる仕事です。
子供からお年寄りまでさまざまな役があると、どんな年齢でも需要があります。
むしろ声優は、技術があれば定年を気にせず働くことができる仕事であり、社会人としての経験があるからこそ、できる仕事もあるといえるでしょう。
多種多様な仕事がある
声優には、さまざまな種類の仕事があります。
一般的には、アニメのアフレコや映画の吹き替えと思われがちですが、そのほかにも、TV番組のナレーションやラジオのパーソナリティ、ゲームキャラクターの声を演じることなど、ほかにもさまざまな仕事があります。
さまざまなジャンルの仕事があるからこそ、さまざまな年齢の声が求められます。
今までの経験が活かせる
声優の仕事は、いろんな役の人生を演じる仕事です。
声も大事ですが、それ以上にその役なりきって演じることが求められます。
さまざまな経験をしているほど想像力が働き、演じる役に近づいて声を当てることができます。
そうした社会人としての高い経験値が、学校上がりの若い声優にはない持ち味となって仕事に活かされます。
社会人から声優を目指す場合に必要なこと
社会人から声優になろうと決意した場合、今の安定した生活を捨てる覚悟が必要です。
また、社会人から声優を目指し頑張っている時に、自分より若い人が次々とデビューして辛い思いをすることもあります。
会社で働く人が声優の仕事に転職するには、ほかにもさまざまな覚悟が必要になります。
どんな覚悟が必要なのか確認していきましょう。
若い人よりも数倍努力する覚悟
社会人として働いていた期間は、それだけ声優を目指す人達と差が出来ています。
時間の差は、それ相応のトレーニングと努力でカバーするしかありません。
周りに追いつく為には、声優を目指している人の2〜3倍の努力が必要です。
社会人から声優を目指すには体力が重要なので、声優になる決意を決めたらまずは体力作りを始めましょう。
演じる声の役柄が狭まる可能性がある覚悟
年齢が高くなるほど声の質も変化し、若いキャラクターの声質からは離れてしまいます。
もちろん、もともと高い声が出せる人は、若いキャラクターの役ができる場合もありますが、そういう人は全体の中でもごくわずかです。
大多数の人は、年齢とともに声の高さやハリが失われていってしまう為、できる役の幅が狭くなります。
社会人から転身した有名声優とは
今人気のある声優でも、昔は会社員として働きながら声優を目指した人もいます。
ここでは、人気声優の小林祐介さんと佐村ゆかりさんがどのようにして社会人から声優になれたのかをお伝えします。
企業勤めから有名声優に転身した「小林祐介」さん
人気声優の1人である小林祐介さんは、大学卒業後に普通の会社員として働いています。
サラリーマンとして働きながらも、声優になる夢を諦めきれずボイストレーニングに通ったことがきっかけとなりました。
最後は、ボイストレーナーの講師に背中を押される形で声優専門学校に通い決意を決めたそうです。
この時、小林祐介さんが入学したのがアミューズメントメディア学院です。
声優スクールの中では、デビュー率が高く、人気のある専門学校です。
専門学校を卒業後事務所に所属し、ナレーターの仕事を中心に仕事を始めました。
その3年後にテレビアニメにデビューが決まり、その辺りから一気に人気が出て有名声優になりました。
地元で働きながら声優に転身した「田村ゆかり」さん
アニメに詳しい方なら誰もが知る有名声優の田村ゆかりさんも、社会人から声優になる事ができた人の1人です。
福岡県出身で、商業高校を卒業後に地元福岡の企業でOLとして働きながら休日に福岡のアニメの専門学校に通い、声優の勉強を続けました。
専門学校を卒業後に東京に上京し、東京の声優養成所で練習を重ねて、なんとか事務所に所属し、そこから歌やアニメの仕事を獲得し今の地位まで上り詰めることができたそうです。
声優を目指すにあたって身につけておきたい習慣
空いた時間にはボイストレーニングを行う
空いた時間には欠かさずボイストレーニングを行いましょう。
仕事以外の時間を使って、声や体のメンテナンスをすることが必要です。
自分で行う発声練習も大切ですが、ボイストレーナーのいるスタジオに通って練習される方も多くいます。
体幹を鍛える
声優は喉を守りながら、いつでも声が出せる状態にしておかなければなりません。
透き通った声を安定して出し続けるためには、日々体幹を鍛えておく必要があります。
常に高いパフォーマンスを発揮できるよう。いつでも良い状態で声を出せる体にしておきましょう。
コミュニケーションを高めるために色々な人と話す
声優は多くの人と関わる仕事なので、どんな空間でも上手く溶け込めるようなコミュニケーション能力が求められます。
また、声優は就職ではなく個人事業主という扱いになるので、仕事は自分1人で取りに行かなければなりません。
そのためコミュニケーションに自信がないという人は、それを克服するためにも日々色んな人と会話をすることが大切です。
まとめ
このページでは、社会人から一人前の声優になるにはどうすればいいかお話ししました。
社会人は、仕事帰りや休日を使って声優に必要な勉強や練習を行わなければなりませんが、声優になりたい熱い気持ちと行動力を持ち合わせていれば社会人から声優になることは夢ではありません。
社会人から声優になりたい人は、休みの日に行ける声優専門学校や養成所を探して情報を集めてみることから始めてみましょう。
大阪で声優を目指されている方は「大阪アミューズメントメディア専門学校」で学びませんか?
大阪アミューズメントメディア専門学校の声優学科は、昨年300名を超える在校在校生がインターンシップによりプロの現場で仕事をし、業界進出希望者61.3%がプロダクションへ直接所属しています。
「アニメ系声優」「外画系声優」「ナレーター」「アナウンサー」等、充実した教育でデビュー後にプロとして活動を長く続けられる人材を育てます。ご興味がある方は以下のリンクをご覧ください。
監修・運営者情報
監修・運営者 | 大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科 |
---|---|
住所 | 大阪市淀川区西中島3-12-19 |
お問い合わせ | 0120-41-4648 |
詳しくはこちら | https://www.amg.ac.jp/voice/ |
中央校