声優を目指そうと志したとき、年齢を心配する人も多いと思いますが、「女性が声優業界を目指すことができるのか」という点も浮かぶと言う人も多いのではないでしょうか。
女性が声優を目指すための競争率が高いのか、もしくは目指すときの注意点やするべきことは何があるのか、といった疑問もあると思います。
しかしながら、今日の声優業界を見ていると、実は女性の声優の方が活躍できる場が多くあり、さらには多くの可能性を秘めているのです。
そこで今回このページでは、女性が声優を目指すにあたり、知ってほしいことをお話ししていきます。
- この記事の監修者
- 大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科は、プロダクション直接所属62.3%。 インターンシップではプロの声優と一緒に仕事ができ、学生のうちから現場を経験できます。
- 柿原徹也さん、白井悠介さん、降幡愛さんなど、AMG卒業生の人気声優もたくさんいらっしゃいます。
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女性は声優業界での需要はあるのか
女性声優は声優業界において、どのくらい需要があるのでしょうか。
声優を目指す男女の比率は3:7と女性の方が圧倒的に多い傾向ではあります。
ライバルの多い女性声優ですがその分、幅広い年齢層の役をこなせるので仕事自体が多いのも女性声優に需要があるポイントです。
また、女性の声優は下記の理由から、現場ではまだまだ需要が高いといえます。
それでは、どのような理由があるのか、一つ一つ見ていきましょう。
声優業界で需要がある理由
女性声優が声優業界で需要があるのは、主に以下の3点からです。
- 幅広い年齢層や性別問わず演じることができる
- 実力の高さが評価されやすい
- アイドル声優を目指すことができる
これらの理由で、女性の声優は多くの場所から必要とされているのです。
それではそれぞれの項目について解説していきます。
幅広い年齢層や性別問わず演じることができる
まず1つ目は、幅広い年齢層を演じることができることが挙げられます。
女性は男性に比べて声が高いことから、幅広い年齢層を演じることができるため、男性よりも仕事を得るチャンスが多い傾向です。
演じることができる年齢層としては、低年齢で言うと赤ちゃんや幼児期の子供など、そして青年期や高年齢のキャラクターといった例が挙げることができます。
女性の中には声が低いと声優としてやっていけるのかと不安になる人もいるようですが、声質として低い声が出せると、女性キャラクターだけではなく、青少年のキャラクターを演じることもできるという例もあります。
女性の著名声優の中には青少年のキャラクターをメインに担当し続け、キャリアを積み、地位を確立していったという方も多くいます。
そのため、女性は幅広い年齢のキャラクター、そして声の低さによっては青少年などの男性キャラクターを演じることが可能です。
実力の高さが評価されやすい
2点目は実力の高さが評価されやすいことです。
まず、女性は男性に比べて、日頃からおしゃべりをすると言う形で話すことが好きな人が多いことから、コミュニケーションをする機会が多いと思います。
実はこの「人とコミュニケーションを重ね、人生経験を積んでいくこと」は、声優として表現のバリエーションを増やし、演技力の引き出しを増やすためには最適な機会でもあります。
さらに、女性の声優はライバルが多いからこそ、表現力や演技力をより差別化していくためにもさまざまな形で研究しています。
具体的には自身が演じたキャラクターの演技を見直す、キャラクターになりきるために理解を深めていくといった研究を行っており、研究から見えてきた課題を乗り越え、改良を重ねていった結果が実力として評価されています。
話すことが好き、もしくは人とのコミュニケーションが得意な女性だからこそ、表現力や演技力が高いと評価されやすいと言うことも念頭に入れておくと良いでしょう。
アイドル声優を目指すことができる
3つ目はアイドル声優を目指すことができることです。
アイドル声優とは、普段行なっている声優の仕事に加え、CDや映像作品の販売、コンサートを開催するなどのアイドルに近い活動も行なっている声優を指します。
女性は声優として働くことに加え、容姿、声質など、ファンが求めているかわいらしさを作ることができます。
さらに、アイドル声優として成功したら、声優としての収入に加え、アイドル声優としての収入も加わります。
活動の幅を広げ、役者として、アイドルとしても活躍できる声優になりたいという思いを持って、アイドル声優を目指す人が多くおり、現場でも多くのアイドル声優が活躍しています。
ただし、アイドル声優は若い女性を起用する傾向が強く、20代からアイドル声優を目指そうとしても話が通らないことがほとんどです。
そのため、女性で声優を目指すと同時にアイドル声優を目指そうと思ったとき、一度年齢を確認しておきましょう。
女性が声優になるためにするべきこと
女性が声優になるためにするべきことは、実際に仕事につながる行動を取っていくことです。
では次に、女性が声優になるためにするべき具体的な行動について、確認していきましょう。
女性が声優になるためには、主に下記の2点のことを行う必要があります。
- 事務所が行うオーディションを積極的に受ける
- 仕事のジャンルを広げるように努める
このような行動をとることによって女性声優に近づいて行くのです。
下記で一つずつ解説していきます。
事務所が行うオーディションを積極的に受ける
1つ目は事務所が行うオーディションを積極的に受けることです。
声優の養成所やスクールなどに通っていると、声優のオーディションを数多く受けることができます。
自分自身が声優になるためには何が足りないのか、そしてどんな伸び代があるのかといった課題を見つけることができ、そこをどうすればいいかと考えてまたオーディションを何度も受けていくことで成長することができます。
また、声優事務所が主催しているオーディションには、一般公募で行われているオーディションもあります。
一般公募の声優オーディションは無駄だというコメもあると思いますが、一般公募の声優オーディションは自身の課題を見つけることができるだけではなく、受かると声優になる、もし落ちたとしても運が良ければ養成所のレッスン料を払わずに受けることができるなどのチャンスを得ることもできます。
そのため、声優の養成所やスクールに通っている人はもちろんですが、声優を目指してみようかと思い始めた人も一般公募という形でオーディションを受けるようにすると良いでしょう。
仕事のジャンルを広げるように努める
2つ目は仕事のジャンルを広げるように努めていくことです。
声優と聞くと、多くの人はアニメに出てくるキャラクターのアテレコを思い浮かべると思いますが、声優が活躍できる現場はそれだけではありません。
声優は洋画の吹き替えをはじめ、ナレーションなども担当することがあり、実はとても幅広く活躍することができます。
そして女性の声優は声が高く、明るい人が多いことから、バラエティー番組で起用されることが多い傾向ですが、自身の声質次第ではシリアスな内容のドキュメンタリーや報道番組などのナレーションとしても活躍することも可能です。
現にアニメのアテレコではなく、洋画の吹き替えやナレーションなどで活躍する女性の声優も多くいます。
したがって、声優を目指すときは、自身の声質は声優としてどんな現場で活躍できるのかを探っていくようにしましょう。
まとめ
今回は女性が声優を目指すにあたり、チェックしていきたいことを見ていきました。
女性が声優になるための競争率は高いですが、その分自分の個性を武器とできると、多くの現場で活躍することができます。
女性が声優として活躍するために、まず何をするべきか、そしてどんなことが課題なのかを見直し、多くの経験を積んでいきましょう。
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