将来声優になりたいと考えている方なら、声優がどれだけ稼げる仕事なのか、その年収が気になることでしょう。
最近はメディアに露出する声優さんが増えているので、何となく稼ぎが良いような気がしますよね。
今回は声優について、平均年収や収入の仕組み、ランク制度、年収アップを目指すにあたって大事なことなどを解説していきます。
「声優を目指しているけど、声優一本で生活していけるくらい稼げるのかな?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
- この記事の監修者
- 大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科は、プロダクション直接所属62.3%。 インターンシップではプロの声優と一緒に仕事ができ、学生のうちから現場を経験できます。
- 柿原徹也さん、白井悠介さん、降幡愛さんなど、AMG卒業生の人気声優もたくさんいらっしゃいます。
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- 大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科は、プロダクション直接所属62.3%。 インターンシップではプロの声優と一緒に仕事ができ、学生のうちから現場を経験できます。
- 柿原徹也さん、白井悠介さん、降幡愛さんなど、AMG卒業生の人気声優もたくさんいらっしゃいます。
声優の年収はどれくらい?収入の決まり方
はじめに、気になる声優の平均年収を見てみましょう。
一般的に、声優の平均年収は約200万円、月額に換算して約17万円と言われています。
決して高いとは言えない年収なので、声優に対して華やかで稼いでいるイメージを持っている方からすると、意外に思えるかもしれません。
実は声優は、収入に個人差が出やすい職業の1つです。なぜなら、ほとんどの声優が「歩合制」、つまり仕事量に応じて収入が変動するような働き方をしているからです。
働いた分だけ報酬が支払われるので、仕事量が多ければ多いほど収入も増える仕組みになっています。
このため、誰もが知っているような売れっ子と呼ばれるほどの人気声優ともなれば、その年収は500万円〜1,000万円にもなります。反対に、まだ駆け出しの声優であれば仕事量が少なく、年収が100万円に満たないこともあります。
このように、声優の年収は人によって大きな差があるのですが、基本的には一般的な会社員と大きく年収は変わらないと考えておきましょう。
声優のランク制度
声優の年収が変わる要素の1つとして、「ランク制度」があります。
声優のランク制度とは、日本俳優連合(日俳連)によって定められている報酬の基準です。
スキルやキャリア、人気などに応じて変化します。
声優としての活動を始めてから3年目までは「ジュニアランク」として扱われ、その後は最高Aランクまで割り振られる「ランカー」に、さらにキャリアを積んで人気を得ると、ランカーよりさらに上位の「ノーランク」になります。
そしてノーランクになると、都度自分で報酬の交渉ができるようになるという仕組みです。
声優のランク制度は、主にアニメの仕事を受ける時の収入に関係します。
仕事内容ごとの収入の相場
声優の仕事には、アニメや洋画の吹き替え、ゲーム、ナレーション、ラジオへの出演などがあります。
こうした仕事内容によっても年収に大きな差が出るので、こちらでご紹介します。
仕事内容ごとの収入の相場は次の通りです。
アニメ
アニメは1本あたりの出演料が決まっているのですが、その出演料は先ほど解説した声優としてのランクによって変動します。
ジュニアは、1本あたり15,000円が相場です。経験を積んで最高ランクに到達すると、1本あたり45,000円が相場になります。
洋画の吹き替え
洋画の吹き替えはランクに関係なく、時間あたりで収入が決まります。
1時間あたり50,000円が相場です。
ゲーム
ゲームは声をあてた文字数によって収入が変動します。
1文字あたりの収入は経験や人気に応じて変わり、1文字30円〜200円が相場です。
ナレーション・ラジオ
ナレーションとラジオは、どちらも1回につき固定の出演料が支払われます。
収入の相場はナレーションが1回1,000円〜10万円、ラジオが1回5,000円〜10,000円です。
以上のように、仕事の内容によって収入の相場が変わるので、あまり認知されていない若手の頃は、ランクに関係なく収入を得られる洋画の吹き替え、ナレーション、ラジオの仕事を積極的に受けることで、高収入を得られる可能性があります。
【2022年最新】年収1,000万円越えの超人気声優TOP5
先ほど、売れっ子と呼ばれる人気声優は年収が500万円〜1,000万円にもなるとお伝えしました。
それどころか、現在活躍しているプロ声優さんの中には、推定年収が1,000万円を超える方も多数います。
ここでは、そんな年収1,000万円を超えると言われるプロ声優さんの中でも、特に年収が高い5人をチェックしてみましょう。
【1位】林原めぐみ:推定年収7,000万円
林原めぐみさんは個人事務所「ウッドパークオフィス」に所属していることから、大手事務所に所属する声優さんに比べて年収を稼ぎやすいと言われています。
また、1990年代には歌手として大活躍していたことから、カラオケの印税収入もあり、年収の高さは声優界で随一です。
代表的なキャラクター
- 綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)
- ムサシ(ポケットモンスター)
- 灰原哀(名探偵コナン)
【2位】野沢雅子:推定年収4,000万円
85歳と高齢ながら、今も現役声優としてパワフルに活動しています。
年収が高い声優さんの多くは、歌手やタレント、養成学校の経営など、声優以外の活動でも稼いでいるのですが、野沢雅子さんはなんと、声優1本で4,000万円の年収を稼いでいるそうです。
声優として、どれほど優れた方であるかが分かりますね。
代表的なキャラクター
- 孫悟空(ドラゴンボール)
- 鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎)
- 星野鉄郎(銀河鉄道999)
【3位】堀川りょう:推定年収3,000万円
「ドラゴンボール」や「名探偵コナン」などの人気アニメに、主要なキャラクターとして長年出演し続けている声優さんです。
声優として活動する傍ら、養成学校の経営やプロダクションの運営にも精を出しています。
代表的なキャラクター
- ベジータ(ドラゴンボール)
- コウ・ウラキ(機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)
- 服部平次(名探偵コナン)
【4位】山寺宏一:推定年収2,000万円
「七色の声を持つ男」と名高い山寺宏一さんは、アニメから洋画の吹き替えまで幅広く活躍しています。
かつて子ども向けのバラエティ番組「おはスタ」に出演していたことから、アニメファン以外にも知名度の高い声優さんです。
代表的なキャラクター
- チーズ(それいけ!アンパンマン)
- ドナルド・ダック(ディズニー)
- ジーニー(ディズニー)
【5位】水樹奈々:推定年収1,600万円
優れた歌唱力を持つ水樹奈々さんは、声優界の歌姫として知られています。
2009年には声優として、初めて「NHK紅白歌合戦」に出場。これがきっかけで、音楽番組に出場する声優さんが増えました。
可憐なルックスからも高い人気を誇る声優さんです。
代表的なキャラクター
- 花咲つぼみ/キュアブロッサム(ハートキャッチプリキュア!)
- 日向ヒナタ(NARUTO)
- ランファン(鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST)
声優が年収アップを目指すなら
年収1,000万円を超えるには相当な実力と運が必要ですが、それでも夢ではありません。
また、年収1,000万円はいかないまでも、最低限、声優一本で生活していけるくらいの稼ぎは欲しいですよね。
では、声優の年収はどうすればアップするのでしょうか?
声優の収入はランクによって決まるため、基本的にはランクが上がるような努力をすると良いでしょう。
そのためには、やはり演技力をはじめとしたスキルを高めることが重要になります。
また、仕事の幅を広げ、様々な経験を積むこともランクアップや年収アップに繋がります。
アニメや映画など、自分がやりたいと思った仕事だけではなく、舞台やラジオといった仕事もこなすことで、声優業だけでは得られないスキルが身につき、大きなアドバンテージとなることでしょう。
まとめ
今回は声優について、平均年収や収入の仕組み、ランク制度、年収アップを目指すにあたって大事なことなどを解説しました。
声優の平均年収は、多くの方が思い描いているようなものではなく、一般的な会社員と変わりません。
しかし、スキルがあれば会社員以上の年収を目指せることも事実です。
前述の通り声優として稼いでいくには、スキルを身につけたり、高めたりする必要があります。
そのためには基礎がしっかりしていなければならないので、これから声優を目指す方は、ぜひ基礎から学べる専門学校に通ってはいかがでしょうか?
有名な俳優を何人も輩出している大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科なら、未経験からプロの声優を目指せるほどの丁寧な指導を受けることができます。
インターンシップを通じて、在学中にデビューすることも可能です。
「将来はしっかり稼げる声優になりたい」
そんな方こそ、ぜひ大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科で基礎から学んではいかがでしょうか?
大阪で声優を目指されている方は「大阪アミューズメントメディア専門学校」で学びませんか?
大阪アミューズメントメディア専門学校の声優学科は、昨年300名を超える在校在校生がインターンシップによりプロの現場で仕事をし、業界進出希望者61.3%がプロダクションへ直接所属しています。
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