欧米やアジアなど海外で人気!最近日本でも注目を集めているVlog(ブイログ)とは?
人気を集めている理由や日本で有名なVloger、誰でもできる簡単な始め方などについて紹介します。
「Vlogって聞いたことあるけどなんだろう?」「動画コンテンツの作成に興味がある」という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
Vlogとは
Vlogとは、ビデオブログ(Video Blog)の略称で、日常生活や旅先などの思い出を映像で記録する動画コンテンツです。
簡単にいうとブログの動画版で、映像や音声で記録するため、文章では伝えきれない臨場感を残せるという特徴があります。
飾らない日常のリアルな姿が見られるなどの点から、海外で人気の映像ジャンルの一つで、最近では日本でも視聴や配信を楽しむユーザーが増えてきています。
VlogとYouTubの違い
Vlogが動画のジャンルの一つであるのに対して、YouTubeはあくまでも動画共有のプラットフォームです。
また、Vlogerが発信する動画(Vlog)といわゆるYouTuberが発信する一般的なYouTube動画には、以下のような違いがあります。
YouTube動画 | Vlog | |
プラットフォーム | YouTube | YouTube、Instagram、TikTokなど多数 |
コンテンツの作成目的 | 視聴者の獲得 | 自分の人生の記録・共有 |
コンテンツの内容 | 視聴者を楽しませる | ありのままのリアルな姿を見せる |
視聴者との距離 | チャンネルによって異なる | 心理的な距離感が近い |
目的とプラットフォーム
一般的にYouTuberは、視聴者の獲得を主な目的としてYouTube上に動画をアップロードしています。
それに対してVlogを発信するVlogerは、自己表現や思い出を形に残すなど、自分自身の人生の記録・共有が目的です。
利用するプラットフォームもYouTubeだけでなく、InstagramやTikTokなどさまざまなSNSが活用されています。
コンテンツの内容
YouTuberがアップロードする動画のジャンルは、エンタメやゲーム実況、商品レビューや音楽などさまざまです。
視聴者のニーズ分析やトレンド意識、面白い企画立案などを通して、発信するコンテンツを楽しんでもらえるよう工夫します。
それに対してVlogは、個人的な日常を動画にまとめたコンテンツです。
このため日常や旅行、料理などのジャンルが多く、その内容も凝った編集を施すというよりは、ありのままのリアルな姿を見せるのがコンテンツの魅力となっています。
視聴者との距離
コンテンツの性質上、視聴者との心理的な距離が近いのもVlogの特徴です。
日常生活や個人的なエピソードを共有するため、視聴者との心の距離が縮まりやすく、共感も生まれやすいジャンルといえます。
実際に、コメント欄やライブ配信などを通じた対話など、視聴者とのコミュニケーションを大切にしているVlogerは珍しくありません。
Vlogのメリット・デメリット
「何か動画コンテンツを発信したい」と考えている人の中にはVlogとYouTube、どちらを始めるか迷っている人もいるでしょう。
そこでここからは撮影者側から見たVlogのメリット・デメリットについて紹介していきます。
メリット①人生の記録が残せる
Vlogとは、ビデオ形式の記録ですから、ひとつひとつは何気ない日常の記録でも、撮りためていけばやがて自分自身の人生の記録となります。
他人に共有するだけでなく自身で振り返って見ても、音声や映像によってそのときの臨場感を楽しめるのは大きな魅力といえるでしょう。
メリット②ファンがつきやすい
VlogはYoutubeのコンテンツと違って、動画を盛り上げるための企画力やトーク力は求められません。
あくまでも日常を共有するものなので、その日常への憧れや感情移入、発信者の人間性やライフスタイルなどの『共感力』が視聴者の心に刺さるポイントとなります。
このため美しい容姿や特別な能力がなくても、ファンがつきやすいのも一つのメリットです。
デメリット①再生回数をのばすのが難しい
Vlogは気に入ってくれた人は熱心なファンになりやすい反面、知ってもらうまでのハードルが高いというデメリットがあります。
最新情報や話題性などの集客しやすいジャンルではないため、多くの人に知ってもらうためには、地道な更新や撮影方法の工夫、SNSの活用などの努力が求められます。
デメリット②プライバシー侵害のおそれがある
Vlogは日常を投稿するものですから、プライバシー問題にはじゅうぶんに注意を配る必要があります。
特にルーティンや社会人の日常などライフスタイルをテーマに撮影する場合は、動画内の映像や音声によって自身の住所や職場が特定される可能性があるため注意が必要です。
また、屋外で動画を回すときも、意図せず第三者の顔が映り込んでしまう場合があります。
投稿前に映像を見て映していいものとそうでないものを確認し、必要に応じて編集でモザイクをかけるなど、自分と他者のプライバシーを守る工夫をしましょう。
日本で有名なVlogerを紹介
ここからは、日本で活躍しているなかでも特に人気のVlogerを、YouTubeチャンネルの登録者が多い順に3人紹介します。
「Vlogとはどんなものか実際に見てみたい」「Vlogを始める参考にしたい」という方はぜひ動画をチェックしてみてください。
choki
一人暮らし女性のVlogを投稿しているChokiさんのYouTubeチャンネルです。
お洒落でありながら、どこか懐かしくなる温もりのある部屋で、丁寧な暮らしを配信しています。
YouTubeチャンネル:Choki(https://www.youtube.com/@Choki)
チャンネル登録者数:150万人(2024年1月現在)
nekoniwa
アメリカでの田舎暮らしVlogを投稿しているnekoniwaさんのYouTubeチャンネルです。
ニワトリや犬、猫、木々のある庭などたくさんの動植物に囲まれたライフスタイルを配信しています。
YouTubeチャンネル:nekoniwa(https://www.youtube.com/@nekoniwa3)
チャンネル登録者数:81.3万人(2024年1月現在)
nao
平日の朝5:30に起きた日のモーニングルーティンの動画。どこを切り取ってもおしゃれな空間で送る充実した朝に憧れます。
「自分らしく生きる」「自分に優しく」をテーマに掲げるnaoさんが運営するYouTubeチャンネルです。
日常風景を切り取りながら、ライフスタイルや考え方などを動画でシェアしています。
インテリアにこだわったお洒落なお部屋とモダンな雰囲気が魅力的です。
YouTubeチャンネル:nao(https://www.youtube.com/@nao.)
チャンネル登録者数:65.4万人(2024年1月現在)
Vlogの撮影に必要なもの
Vlogの撮影には、カメラ、マイク、照明、動画編集ソフトなどが必要です。
これらの機材は撮りたい動画ややりたいとこに合わせて用意する必要がありますが、一度こだわりだすと時間やお金がかかるため、まずはスマホだけでもOK。
撮影していくなかで、「もっとこうしたい」という要望が出てきたらそれに応じて買い足していくとよいでしょう。
Vlogを撮影する方法
ここまでの内容を読んで、「自分もVlogを始めてみたい」と思った方もいるのではないでしょうか。
そこでここからは、誰にでもできる簡単なVlogの始め方を紹介していきます。
アカウントを開設する
ブログにはyoutubeやインスタグラムtiktokなどさまざまなプラットフォームがあります。
自分が配信しやすいプラットフォームを選んで、まずはVlog用のアカウントを開設しましょう。
テーマを決める
次に、投稿する動画のテーマを決めます。
継続的に投稿することが大切ですから、自分の好きなことや興味がある分野を選択するとよいでしょう。
ちなみにVlogでは、日常生活や旅行、料理や動物・ペットなどのジャンルが人気です。
撮影する
テーマを決めたら動画を撮影し、投稿用に編集します。
カメラを固定して撮影すると、画角が安定して見やすい動画になります。
また、視聴者との距離感を意識するなら、手持ちで自分目線の動画を撮るのもおすすめです。
慣れてきたら手持ちや自立などシーンごとにカメラワークを使い分けたり、さまざまな画角で撮影したりすることで、よりクオリティの高い動画を作成できます。
編集する
撮影が終わったら、投稿用に動画を編集しましょう。
まずはいろんな動画をチェックして、気に入ったVlogerの構成や編集を真似してみるのがおすすめです。
テロップを入れたりテーマに合った音楽を入れたりして、素材の良さを生かしつつ、見やすくおしゃれに仕上げましょう。
投稿する
動画を編集し終わったら、タイトルやハッシュタグを決めて投稿します。
より多くの人に動画を見てもらうためには、ユーザーが最初に目にするサムネイル画像も重要です。
一目見た瞬間に、動画の内容や魅力が伝わるよう、目を引く画像を設定しましょう。
まとめ
最近、動画コンテンツのなかでも人気ジャンルの一つとして確立しつつあるVlog。
動画や音声で日常生活や旅行を記録するため、文字や写真で記録するブログとちがってリアルな臨場感を残せるのが魅力です。
また、ありのままの姿を見せることが魅力のジャンルのため、YouTubeに比べて企画力やトーク力が必要ないというメリットもあります。
このように始めやすい反面、視聴者に知ってもらうまでのハードルが高いのがVlogのデメリットです。
より多くの人に動画を見てもらいたいなら、そのぶん多くの共感や憧れが得られるよう撮影方法や編集を工夫する必要があります。
大阪アミューズメントメディア専門学校 動画・配信クリエイター学科は、動画制作・配信のノウハウを基礎から学べる専門学校です。
企画立案から撮影・編集、告知や配信まで、世界に向けて「面白さ」「楽しさ」を発信するスキルが身につきます。
独学では習得するのが難しかったり、時間がかかったりするスキルも、現役のプロ講師が一から教えてくれるので安心!
興味がある方はぜひ、無料の資料請求やオープンキャンパスへのご参加お待ちしております。
大阪で動画クリエイターを目指されている方は「大阪アミューズメントメディア専門学校」で学びませんか?
大阪アミューズメントメディア専門学校なら、プロ仕様の制作環境で、動画配信の企画立案から撮影、編集、配信、告知などすべてのノウハウを習得できます。
大阪アミューズメントメディア専門学校は、2024年4月に「動画・配信クリエイター学科」を新設します。
動画・配信のプロを目指せる大阪の動画・配信クリエイター学科にご興味のある方はこちら
監修・運営者情報
監修・運営者 | 大阪アミューズメントメディア専門学校 動画・配信クリエイター学科 |
---|---|
住所 | 大阪市淀川区西中島3-12-19 |
お問い合わせ | 0120-41-4648 |
詳しくはこちら | https://www.amg.ac.jp/streaming/ |
中央校