YouTubeなどで見かけた動画に、感動した体験はありませんか?
「自分もこんな動画を作りたい!」と考え、映像・動画クリエイターを目指す方も多いでしょう。
今回は、映像・動画クリエイターの5つのやりがいを紹介します。
やりがいを持って働くための3つのポイントについても解説。
将来、映像・動画クリエイターとしてやりがいを持って働きたい方は、ぜひ記事をチェックしてください。
映像・動画クリエイターのやりがいは?
まずは映像・動画クリエイターの、次の5つのやりがいについて紹介します。
- 自分の作った映像が人々に影響を与える
- 自己表現ができる
- 作品が記録として残る
- 好きなことが仕事になる
- 成長できる
自分の作った映像が人々に影響を与える
映像・動画クリエイターのやりがいは、自分の制作した動画が視聴者に影響を与えることです。
趣味で動画制作を行っている人は、「MVがかっこいい」「この動画を観て感動した」などの感想をもらい、視聴者を驚かせたり感動させたりできた時に嬉しく思うのではないでしょうか。
映像は人々の感情を刺激する力を持っています。
映像作品が人々の心に響き、喜びや感動、驚き、悲しみ、共感などの感情を引き起こすことがあります。
映像クリエイターは、物語や映像の演出を通じて視聴者の感情を揺さぶることができ、その喜びや感動を共有することでやりがいを感じられるでしょう。
特にSNS時代においては映像が拡散されやすくなり、より多くの人へ映像が届き、反応や感想も得られやすくなりました。
つまり、自分の作品が人々へ影響を与えるチャンスも増えているということです。
自己表現ができる
映像・動画クリエイターは、動画コンテンツを通して自己表現ができるというやりがいがあります。
動画の撮影や演出、編集などを行う時、自分のクリエイティビティを発揮できます。
「こういうメッセージを伝えたい」「動画のここにこだわった」などの意図が視聴者にしっかり伝わると、大きなやりがいを感じられるでしょう。
作品が記録として残る
映像作品は記録として残ります。
特に、インターネット上で公開した作品については、今後何年も残り続ける可能性が高いです。
昔公開された映像作品が、何年も経ってからまた話題になり、再生回数が伸びるという現象も珍しくありません。
自分が制作に携わった動画が、世代を超えて何年も愛される作品になったら、映像・動画クリエイターとして誇りを感じます。
昔制作した作品を見返して、成長を実感できるというやりがいもあります。
好きなことが仕事になる
映像・動画クリエイターを目指す人は、元々動画制作が好きだったり、興味があったりすることがほとんどではないでしょうか。
自分の好きなことをそのまま仕事にできるのは、大きなやりがいにつながります。
また、映画が好きな人は映画制作、音楽が好きな人はMV制作、Vtuberが好きな人はVtuber制作など、自分の趣味に関する動画を作れる可能性があるのも嬉しいポイントです。
自分の好きなことを仕事にすることで、日々の仕事に喜びと充実感を感じることができます。
好きなことで働けば仕事に没頭しやすく、やる気や情熱、満足感を得られやすくなります。
成長できる
映像制作の分野は常に進化していて、新しい技術やトレンドが登場します。
映像・動画クリエイターは常に最新の技術やツールの動向を追い、それらを習得することで成長できます。
新しいカメラや編集ソフトウェア、VFX(ビジュアルエフェクト)ツールなどを使いこなすことで、映像作品のクオリティや表現力を向上できるでしょう。
現役映像クリエイターが語るやりがい
では、現役の映像クリエイターは、仕事のやりがいについてどのように考えているのでしょうか。
今回は、株式会社 H。T。CREATE代表の映像クリエイター・H。T。氏が考える仕事のやりがいについて紹介します。
仕事の幅もPV、MV、配信、SNSショートムービーとどんどん多様になり、世の中は常に目新しい映像表現とクリエイターを求めています。
自分自身の熱意ひとつで無限の表現が生まれる映像業界で、若く勢いのある皆さんが活躍できる場がたくさんあります。
H。T。氏は大阪アミューズメントメディア専門学校の「動画・配信クリエイター学科」で講師も務めていらっしゃいます。
現役の映像クリエイターの授業が受けられる動画・配信クリエイター学科に興味のある方は、学科のホームページをチェック!
映像・動画クリエイターの大変なこと
映像・動画クリエイターの仕事は、大きなやりがいを感じられる一方で大変なこともあります。
続いて、映像・動画クリエイターの大変なことを2つ紹介します。
大きなプレッシャー
映像業界は、競争の激しい世界です。
常に視聴率や再生数などの数字が求められ、結果が出せなければ契約の打ち切りも起こり得ます。
また、たくさんのライバルがいることをプレッシャーに感じる時も。
動画編集が身近な技術になったことや、さまざまなコンテンツで動画の需要が増えていることから、映像・動画クリエイターの数は増加しています。
SNSで自由に作品を発表できるため、突然現れた新人が人気の映像・動画クリエイターになる可能性も十分あります。
このようにライバルが多い中で、映像・動画クリエイターは独自のスタイルや強みを見つけ、誰にも負けない映像・動画制作のスキルを身に付けることがとても大切です。
自由に映像が作れるわけではない
クリエイターの仕事全てに言えることですが、必ずしも自由に作品が作れるわけではありません。
クライアントの要望や予算、プロジェクトの制約などにより、自由に作品を制作することが難しい場合があります。
時には、自分のアイデアを妥協しなければいけない場面も。
しかしさまざまな制約の中で最高の映像作品をどう作るかが、プロの腕の見せ所でもあります。
そもそも映像・動画クリエイターとは?
ここまで、映像・動画クリエイターのやりがいや大変なことについて紹介してきましたが、そもそも映像・動画クリエイターとはどのような仕事なのでしょうか。
映像・動画クリエイターの仕事内容
映像・動画クリエイターの仕事は、映像を制作するプロフェッショナルとして、様々なメディアプラットフォームで活躍することです。
映画、テレビ、広告、ウェブ、音楽ビデオなど、さまざまな形式やジャンルの映像作品を制作します。
近年では、YouTuberやTikToker、インスタグラマーといった、SNSで活躍する映像・動画クリエイターにも注目が集まっています。
映像・動画クリエイターは、クライアントの要望に沿って動画コンテンツを制作し、コミュニケーションやフィードバックを通じてプロジェクトを進めます。
映像・動画クリエイターに必要なスキル
映像・動画クリエイターには、カメラ操作や照明技術、映像編集ソフトの使用、VFXやモーショングラフィックスの制作など、動画制作に関する幅広い技術や知識が必要です。
技術の進歩に対応し、常に最新のツールやテクニックについて学び続ける必要もあります。
また、チームでの協力やスケジュールの管理、予算の制約に対応する能力なども求められます。
映像・動画クリエイターとしてやりがいを持って働くには
映像・動画クリエイターとしてやりがいを持って働くためには、次の3つのポイントを意識すると良いでしょう。
スキルを向上させる
映像・動画クリエイターになるためにも、そしてプロになった後も、スキルの向上は欠かせません。
繰り返しになりますが、映像・動画クリエイターは進化し続ける映像技術を追い、学び続けることが大切です。
スキルを向上させることによって、アイデアを思い通りに実現させる他、誰にも真似できない新しい映像表現を生み出せる可能性もあります。
チームワークを大切にする
動画制作は、基本的にチームで進めます。
撮影や編集、エフェクト、音響など異なる専門分野のクリエイターが協力し、1つの作品を作り上げます。
チームメンバーと協力しながら仕事を進めることで、作業を効率化できたり、新しいアイデアが生まれたりします。
これから映像・動画クリエイターを目指す方は、チームでの動画制作を経験するのがおすすめです。
フィードバックを受ける
フィードバックは、映像・動画クリエイターとしての成長につながります。
第三者の視点や意見を聞くことで、自身の制作スキルやアイデアの強化点や改善点を見つけることができるでしょう。
視聴者や制作チームのメンバー、クライアントなど、さまざまな立場の人からフィードバックを受けるのがおすすめです。
特に、優れたスキルのある講師や上司からは、積極的にフィードバックを受けましょう。
映像・動画クリエイターになるには
映像・動画クリエイターになるには、映像制作のプロセスや技術、映像編集ソフトの使い方などについて学ぶ必要があります。
独学でもマスターすることはできますが、専門学校でしっかり学ぶのがおすすめです。
専門学校では、プロの映像・動画クリエイターからフィードバックを受けながら動画制作を学べます。
プロと同じように、チームで動画制作の実習を行えるのも魅力です。
将来、映像・動画クリエイターとしてやりがいを持って働くためにも、ぜひ専門学校に通ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
映像・動画クリエイターのやりがいは、次の5つです。
- 自分の作った映像が人々に影響を与える
- 自己表現ができる
- 作品が記録として残る
- 好きなことが仕事になる
- 成長できる
やりがいを持って仕事をするためには、スキルの向上やチームワーク、フィードバックを大切にするよう意識してみてください。
専門学校に通えば、チームワークで映像制作をする経験ができ、プロからフィードバックを受けながらスキルを向上させることができます。
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