「ライトノベル作家(ラノベ作家)になりたいけど、何をすればいいか分からない」というお悩みは意外と多いです。
「やっぱり何かの賞に受賞しなきゃいけないの?」という疑問もあるでしょう。
実はライトノベル作家になるには、受賞以外にも方法があります。
今回は、ライトノベル作家になる方法や、仕事の内容について見ていきましょう。
- この記事の監修者
- 大阪アミューズメントメディア専門学校 ノベルス文芸学科では、文章力はもちろん、発想や構成、キャラクター設定など、魅力的な文章を書くのに必要なスキルを一通り学べます。
- 電撃文庫や角川文庫など卒業生の実績も多数あり、在学中からデビューする人も。
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- 電撃文庫や角川文庫など卒業生の実績も多数あり、在学中からデビューする人も。
ライトノベル作家になる方法
ライトノベル作家になるには、次の3つの方法があります。
どの方法もある程度のレベルの高さが求められるので、ライトノベルの書き方の基礎がきちんとできていることが前提です。
文学賞を受賞する
ライトノベル作家になるには、やはり文学賞を受賞するのが王道です。
ライトノベルを出版しているレーベルでは、新人賞を募集しているところが多いです。
中でも、「図書館戦争」や「ソードアート・オンライン」など数々のヒット作を出版している電撃文庫は人気があり、受賞の倍率が700倍以上の年もあったほどです。
新人賞の上位賞に受賞すると、書籍化やコミカライズなどの特典があり、そのままデビューにつながります。
また上位賞以外でも、受賞すれば編集部の方から声がかかる可能性が上がります。
自費出版で書籍化する
ライトノベル作家になるには、自費出版をする方法もあります。
自分でお金を出して書籍化する方法を、自費出版と言います。
出版社を通じて書店などに本を並べてもらえることもできますが、この場合、費用がとてもかかるのであまりおすすめできません。
同じ自費出版でも、同人誌をイベントなどで販売した方が、費用が安く済みます。
自費出版なら文学賞で受賞するよりハードルが低く、編集部の目に留まればそのままプロとしてデビューできる可能性もあります。
インターネットから書籍化する
インターネットの小説投稿サイトで人気が出て、書籍化する方法もあります。
「Re:ゼロから始める異世界生活」や「転生したらスライムだった件」など、もともとサイトで投稿されていた作品が話題になり、アニメ化したケースも多いです。
特に「小説家になろう」「カクヨム」などの人気サイトは出版社もよくチェックしていて、デビューの実績も多いです。
サイト内でコンテストを開催しているところも多く、デビューのチャンスがたくさんあるので、ライトノベル作品を書いている方はぜひサイトに投稿してみましょう。
ライトノベル作家の仕事
ライトノベル作家になるには主に3つの方法があるとご紹介しましたが、そもそもライトノベル作家とはどんな仕事をしているのでしょうか。
ライトノベル作家は会社員とは違い、会社などには所属せず、独立して作品を作っていることがほとんどです。
締め切りさえ守れば、自分で自由に働く時間を決められるのもメリットです。
編集部とやりとりをしながら、作品のテーマや世界観、キャラクターなどを作っていき、原稿を進めます。
またライトノベル内で使うイラストについて、イラストレーターや編集部と打ち合わせをすることもあります。
小説家との違い
よく、ライトノベル作家と小説家が比較されますが、一番の違いは作風です。
ライトノベルは、10代〜20代の若い世代が読者層であることが多く、内容もファンタジー要素が強かったり、魅力的なキャラクターが出てきたりと、どちらかというとアニメやマンガに近いです。
そのためライトノベルを書くときは、一般小説を書くときとは違うポイントに注意しなければなりません。
ライトノベル作家に求められる能力
上述した通り、ライトノベルは一般小説と大きく作風が違うため、ライトノベル作家になるには小説家とは少し違った能力が求められます。
発想力や才能が必要だと思われがちですが、きちんと理論を学べば身につけられるものばかりです。
文章力
ライトノベルには、読みやすい文章を書く力が必要です。
中高生が読むことが多いので、あまり難しい表現は使わず、サクサク読める文章が求められます。
しかしプロの作家である以上、文法はきちんと守らなければなりません。
ライトノベル作家になるには、正しく読みやすい文章を書くよう心がけましょう。
キャラクターづくり
人気のライトノベルには人気のキャラクターが必ずいるように、ライトノベルでは魅力的なキャラクターづくりも重要です。
プロのライトノベル作家は、キャラクターの見た目や性格から、生い立ち、長所など、細かく設定をつくっています。
世界観の設定
ライトノベルでは異世界ものや転生ものなど、ファンタジー要素の強い作品が人気です。
このような作品は、世界観や背景の設定をきちんとしないと、読者が違和感を感じたり、ストーリーが進むにつれてつじつまが合わなくなったりしてしまいます。
ライトノベル作家になるには、世界観の設定もきちんとできるようになる必要があります。
まとめ
ライトノベル作家になるには、文学賞を受賞するのが一般的ですが、自費出版や小説投稿サイトからのデビューという方法もあります。
またライトノベル作家には、小説家とは違った能力が求められます。
ライトノベルの執筆は少し特殊なので、ライトノベル作家になるには、専門学校などできちんとプロから指導してもらう方が良いでしょう。
大阪アミューズメントメディア専門学校のノベルス文芸学科では、1年次に小説の基礎を学び、2年次ではライトノベル専攻でキャラクターづくりや世界設定について学べます。
ホームページでさらに詳しいカリキュラムをご紹介しているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
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