株式会社ぴえろに内定した平川 智哉くん ロングインタビュー|お知らせ

株式会社ぴえろに内定した平川 智哉くん ロングインタビュー

大人気TVタイトル『おそ松さん』や、『BORUTO』『ブラッククローバー』などの制作を手掛ける株式会社ぴえろに撮影職として採用が決まった平川くん。
学校での生活や、制作の様子、そして就職活動の状況などを答えてくれました!

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Q1.アニメ業界を目指すきっかけは?
中2の時、動画サイトで深夜アニメの存在を知りました。そこからアニメを観るようになって、気がついたらどっぷりハマってて…部活が終わった後、また土日の休みなんかはずっとアニメを観ているような高校生でしたね。
観ているうちに、感動する作品に何作も出会いました。その時から、自分もこの感動を誰かに伝えられたらな、と思うようになっていました。
そして、アニメ制作会社をテーマにした作品を観てアニメーター以外の仕事もあるんだと知りました。
それを見て、絵が苦手な自分もアニメ業界で何か出来ないかと思ったのがきっかけです。

Q2.AMGに入学を決めた理由は?
もうすでにアニメ業界に行きたいのは決めていたので、「進路は専門学校にしよう」と決めていました。
大阪AMGの説明会に参加して、「学生だけでアニメを制作する」という実践的なカリキュラムに一番惹かれました。
その前に別の学校にも参加していましたが、そこは卒業時に一本アニメを制作するだけだったので、そのもどかしさを感じていたところに大阪AMGのカリキュラムは衝撃的だったのを覚えています。

Q3.クラスの雰囲気はどうですか?
やっぱり最初は緊張しました。でも、共通点として「アニメが好き!」というのがあるので、すぐに打ち解けられました!
入学して3日間、チームで簡単なアニメーションを作るというオリエンテーションがあるのですが、まず自己紹介でみんな「○○のアニメが好き!」っていうんですよね。アニメの話に思いっきり食いつくんです(笑)
もともとPCが大好きでデジタル系の仕事はクラスのみんなから任されているので、今は頼られているのはとても嬉しいです。

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PCやデジタル機器が大好きです

Q4.役に立った、印象に残っている講義は?
やっぱりデジタルの授業ですね。PCは好きでしたが、「撮影」や「仕上げ」という仕事は入学して初めて知りました。
ただ自分がデジタル好きだからいい、ということではなく、アニメを作る工程のすべてを理解していないとこの仕事も生きてこないんだと知ったのが衝撃でした。
動いている絵を描く前にも当然企画や脚本もあるし、絵コンテも考える人もいるし、そうしてどんどん出来ていったものを最後に撮影で仕上げる。
アニメというのはそうやって出来ているんだと考えて観るというのは今までになかったことですね。

Q5.共同制作の思い出は?
いや~地獄でしたね(笑)
高校時代は、ここまで真剣に人と何かを作るということがありませんでした。ぶつかる事ももちろんありましたが、好きなものだからこそ全員が本気で取り組めたんだと思います。
デジタルの授業に興味を持ち始めたこともあり、制作の中でデジタル系の仕事は率先して引き受けるようにしました。
キャラの背景に炎が燃えるシーンがあって、最初はそこをイメージ背景(止め絵)にしようと話し合っていたのですが、PCで動く炎を作ってチームメンバーに見せたところ、ものすごく評判が良かったんです。
その時に、自分にも出来ることがあるし、作品を良くすることに貢献できたという実感がありました!

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夏と冬、炎や涙など撮影処理にこだわった作品です!

Q6.完成したときの気持ちは?
1回目の制作は、自分の中でまだどこか納得できていない部分がありました。「出来たことは出来たけど…」というような気持ちでしたね。
だから、2回目の制作ではいかに画面に臨場感を出せるかにこだわっていました。
ほぼ撮影は一人で行なっていたので、任せられているという責任感と、自分の技術を試せるという気持ちで臨んでいました。あの時は、「やりきった!」という気持ちがものすごく強かったです。
特にチームメンバーの作画がとても綺麗で、そこに撮影処理をかけていくにあたり「これは失敗できねえな!」と前のめりになれたのが大きかったです。
今思うとまだまだ直したいところもありますが、当時はとても楽しかったし興奮したのを覚えています。

Q7.就職活動中の思い出は?
1年の冬から就職活動の準備をしていたのですが、クラスメイトが早くも5月に内定を取った時に一気に焦りが来たのを覚えています。
最初に出した会社はあっけなく書類選考で落ちてしまいました。そのあと2社目も落ちてしまって、かなり落ち込みました。
もう無理なのかな…と沈んでいたのですが、先生にも背中を押してもらい就職活動を続ける内、だんだん書類も通過するようになりました。
就職活動を続けていると、自分の「やりたいこと」が明確になっていくのを感じました。
ぴえろさん制作の「BORUTO」を観ていると、3DCGだからこそ得られる印象や臨場感があるのがとても魅力で、この会社で自分の出来ることをやりたいと面接で伝えました!

Q8.内定をもらったときの気持ちは?
面接が終わってから、連絡をもらうまでの1週間ちょっとはずっと胃が痛かったです(笑)
周りからのプレッシャーもあるし、後にも引けない状況だったので…。
学校から帰ってポストに手紙が入っていておそるおそる開きました。内定の文字を見た時はかなり嬉しかったです!

Q9.アニメ業界でどんな人になりたいですか?
3D主体でやっていきたいな、とは思うんですが、2D作画を魅せるために撮影も3Dもどちらも扱えるハイブリッドな人間になりたいです!
アクションや日常系などさまざまなジャンルに対応出来るように常に技術を磨いていきたいと思います。

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卒業制作でも3DCGを担当

Q10.これからアニメ業界を目指す方へひとこと!
自分は出来る出来ないがハッキリしています。だから、みんなそうであってほしいんです。まずは自分を知ってほしいですね。
それがコミュニケーションに繋がって、相手に自分を知ってもらえると思ってます。
アニメ業界に限ったことではないのですが、人間って向き不向き・得手不得手が絶対あるんですよね。
「自分は○○が出来ないからダメ」じゃなくて「××なら絶対に誰にも負けないぞ」という気持ちが絶対に大事です。
今自分に出来ること、目指したいことがあるならそこを伸ばしてください。
そこに「アニメを作りたい」という本気の意志があるなら、大阪AMGに来たらその長所は存分に生かせると思っています。ここは自分を伸ばせる学校だと僕は思ってます。
がんばれ!

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

平川さん、ありがとうございました。
大阪AMGでは、実践的なカリキュラムはもちろんのこと、著名クリエイターによる特別講義や模擬面接など、学生たちの就職活動の手厚いサポートにも力を入れています。
カリキュラムや就職実績について詳しく知りたい方には、無料でパンフレットを送付いたしております。
また、学校見学・体験説明会も随時開催しておりますので、お気軽にお越しください。

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