一度断念した声優の道へ再挑戦。社会で経験したことも活かされる、夢に向かうことに年齢は関係ない！

違う道に進むなら30歳になる前にと、一度断念した声優に再挑戦しようと決意しました。願書を出してから親や友人に話をすると、みんなが背中を押してくれました。妹からの「初めて自分がしたいと思ったことならすればいい」という言葉が心に残っています。

声優の神尾晋一郎さんがAMG出身だと知り、そこからWebサイトや資料を閲覧。
神尾さんは29歳で入学し、デビューされていることにも着目し、ここに決めました。先生方も現役の俳優さんなので、今の声優業界のことやノウハウについて教えてもらえるのではとの期待もありました。

普段の授業から現役プロの先生から学べることや、学生の立場で現場を見学できるのはとても貴重だと感じています。学校内では共通語（標準語）で話をするのですが、無意識に出る訛りやアクセントの違いを先生が指摘してくれます。
私が入学して特に力を入れたのはアフレコ。最初は滑舌も悪く映像の口の動きと合わなかったのですが、他の授業も受けるうちに映像と合うようになりました。自分の成長を実感できることがうれしいです。

もともとやりたかったことを学んでいる今、授業や課題も苦ではなく、理解できた時はとても楽しく、やりがいを感じています。
コラボ実習や共同制作もあり、自分にはない展開が興味深く、チームで取り組める場があるのはいいですね。

アニメ・外画の声優として活躍すること。台本の中身をしっかり理解して演じることができるよう、技術を磨きたいと思います。また、神尾さんを目指してAMGに入学したので、共演をして「神尾さんのお陰で今があります」という話をするのが目標です。

再進学の立場で言えることは、社会人経験をして遅れた……なんてことはないです！自分の夢に向かうことに年齢や遅れなんて関係ないし、むしろ歳を重ねる中で経験していたことが活かされることもあります。