漫画家のアシスタントとして働くには

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これから漫画家のアシスタントとして働きたいと考えている方の中には、どうやってアシスタントになればいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
アシスタントは会社員と異なる業種ですので、分かりにくい側面もあります。
また、やる仕事も作画ということは漠然とイメージできていても、それ以外は想定しにくいですよね。

そこで今回は、どうしたら漫画家のアシスタントになれるのか、その方法を詳しく解説するとともに、実際に漫画家から求められる能力についてもご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。

  • 大阪アミューズメントメディア専門学校 マンガイラスト学科
  • マンガイラスト学科では、漫画家としてデビュー実績は600名を超えています。
    画力向上の基本であるデッサン、クロッキ、パースなどのアナログ基礎を学びながら、デジタル技術も同時に習得する体制が整っています。ご興味がある方は是非、オープンキャンパスに来てくださいね!
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アシスタントになるためのルート

アシスタントになるためのルート漫画家のアシスタントになるためのルートには、いくつかの方法があります。
主に、以下の3つです。

  • 公式サイト・Webサービスから
  • SNSなどでの募集から
  • 担当編集者からの紹介

これらのルートについて、詳しく解説していきましょう。

公式サイト・Webサービス

1つ目は、webサービスや公式サイトなどへ応募や連絡することです。

編集部の公式サイトの問合せページから連絡してみたり、週刊詩や月刊誌の公式サイトからアシスタント募集を探したりする方法もあります。最近では、アシスタントと漫画家や編集部を繋ぐマッチングサービスもあるので、「アシスタント+マッチング」などのキーワードで探してみると良いでしょう。

また、民間企業が運営している求人サイトには、アシスタントを募集している求人もあり、こちらは月給制や時給制と決められた方式が多いです。
他にも漫画家の公式ブログやホームページから、応募・連絡してみる方法もあります。

SNSなどでの募集

漫画家のアシスタントになるためのルート2つ目は、SNSなどでのアシスタント募集ページを利用する方法です。

主に漫画家のX(Twitter)で募集を行っているケースが多いです。

たとえば「アシスタント 募集」などのキーワードで検索してみると、2019年6月時点でも多数のアシスタント募集ツイートが随時更新されているのが分かります。

また、漫画家個人のアカウントで募集しているものから、編集部の公式アカウントでアシスタント募集しているケースなど、幅広いのも特徴です。

担当編集者からの紹介

漫画家のアシスタントになるためのルート3つ目は、漫画家の担当編集者からの紹介です。こちらはオフラインの方法ですので、前述の2つとは大きく異なるルートになります。

人気漫画家や連載を抱えている漫画家などには、担当編集者が付いていることがほとんどです。そして、その漫画家が忙しく締め切りに間に合わない可能性などがあると、担当編集者がアシスタント募集を掛けたり、知人などを活用してアシスタントを探したりします。
人脈作りについても考えてみるのがおすすめです。

漫画家から求められること

漫画家から求められること無事に漫画家のアシスタントになれたとしても、それがゴールではありません。
あくまでスタートラインです。

ここからは、実際に漫画家のアシスタントに求められることについて、詳しく解説していきます。
求められるのは、主に以下の能力です。

  • 作画に関する技術
  • コミュニケーション能力
  • 健康管理

さらに詳しくみていきましょう。

作画に関する技術

まずは、当たり前ですが作画に関する技術です。
作画技術が漫画家の求めるレベルでなければ、アシスタントとして働かせてもらえません。

アシスタントが担う作業は、一般的に以下のような内容です。

  • 背景
  • 効果線(カケアミや集中線など)
  • トーン貼り

基本的にキャラクターなど人物の作画は、漫画家自身で描き、その他背景や効果線などの作業を任せられることがほとんどになります。
ただし、漫画家によっては、より一歩踏み込んだ建物や人物の作画も任せられることもあるので、作画技術と現場次第です。

コミュニケーション能力

漫画家のアシスタントと聞くと、一般的に黙々と原稿に向かうイメージですが、コミュニケーション能力も現場でうまく立ち回るために必要です。

漫画家はアシスタントの能力全てを把握している訳ではないので、時にスキル以上の仕事も依頼することがあります。しかし、そこで断れず無理に受けてしまうと、後々失敗や作業の遅れなど現場全体に影響します。

アシスタントの立場から考えると、漫画家の存在はいわゆる上司もしくはそれ以上であるため、なかなか意見を言いにくいと感じるかと思います。

しかし、今のスキルでは確実にできないことや、他の作業も兼任していて手を付けられないなど、言わなければいけない場面ではっきりと分かりやすく伝えることもアシスタントとして必要なスキルです。

健康管理

アシスタントして求められるものは技術だけでなく健康管理も含まれます。
漫画家もアシスタントも、基本的には1日中座りっぱなしで作業を行います。
締め切りに合わせて夜間や土日作業も珍しくありません。

そのため、自己管理や健康管理についても、しっかり目を向けて生活することが大切です。たとえば1日や2日おきに、ランニングなど有酸素運動を行うルールを作ったり、1日に10分や15分は休憩と同時に、ストレッチをしたりなど可能な範囲で運動メニューを入れてみましょう。

また、食事もコンビニやカップ麺、その他栄養の偏った食生活が続かないよう、自炊スキルも身に付けておくのがおすすめです。

漫画家への転向の可能性

漫画家への転向の可能性漫画家のアシスタントとして働く方達の夢や目標は様々です。
プロのアシスタントとして長期的に働く方や、すでに自分でも漫画を描きながらアシスタントとして働いている方もいます。

そしてもう1つ、将来的に漫画家へ転向するための1ステップとして、アシスタントを選んでいる方もいるでしょう。

漫画家への転向の可能性については、その人のやる気と行動によって変わります。

行動とは、アシスタントとして日々仕事をこなしながら、空いた時間に自分の作品を描いて編集部へ送ることです。

また、プロの漫画家が近くにいるので、自分が描いた作品についてアドバイスを受けられる環境でもあります。アシスタントと自身の創作活動、どちらもバランスよく積極的に行動することがポイントです。

まとめ

漫画家のアシスタントとして働く方法は1つではなく、SNSや求人サイト、掲示板やマッチングサイト、編集部や漫画家のサイトなど多数あります。

アシスタントとして求められるものは作画技術とスピードと、コミュニケーション能力や健康管理などです。

本気でアシスタントとして働きたい方や、将来的に漫画家になりたい方は様々な媒体やプラットフォームを駆使して、応募してみましょう。

漫画家になるかお悩みの方へ

大阪アミューズメントメディア専門学校では、キャラクターデザイン学科マンガイラスト学科の2つのイラスト関連学科をご用意しており、漫画家だけでなく、マンガ・イラスト・デザインに関連する様々な職業を目指すことができます。どのような職業を目指すことができるのかイラスト学科総合ページでご確認ください。
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