高校生になると、大学生進学や就職など将来への選択について現実味を帯びてくる時期でもあります。
そして高校生から漫画家になるには、どうすればよいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。漫画家は大学進学や就職と違い、必ず1つの方法で努力すればいい訳ではありません。また、何をすればよいか、調べても分かりにくい業界でもあります。
今回は現在高校生の方に向けて、高校生から漫画家になるにはどうするべきか解説していきます。
- 大阪アミューズメントメディア専門学校 マンガイラスト学科
- マンガイラスト学科では、漫画家としてデビュー実績は600名を超えています。
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高校生で漫画家になった人はいる
高校生から漫画家になるには、まず前例について調べておくのがおすすめです。
たとえば「ちはやふる」でも人気な漫画家、末次由紀さんは高校2年生漫画家デビューしています。中学生のころから漫画雑誌に応募していた経緯もあり、当時の編集者から新たなコンクールへの応募をすすめられ、漫画雑誌のコンクールに応募してみたら見事受賞したという流れです。
末次由紀さんは、中学生の頃から毎日長時間漫画を描いたり練習したりといった努力や才能もあるでしょう。
しかし、高校生から漫画家デビューできるケースを知り、成功イメージを持つことも大切です。
漫画家デビューするために高校生からしておくべきこと
続いては高校生から漫画家になるには、何が必要なのかさまざまな観点から解説していきます。
また、今回は主に以下のようなポイントを中心に解説するので、漫画家になるには何をすればいいのか悩んでいる方は特に参考にしてみてください。
- 知識を増やす
- 漫画を作ることに慣れる
- 漫画雑誌に応募する
- 高校生活を楽しむ
- 専門学校やスクール体験入学してみる
特に後半でご紹介する、専門学校やスクールについては重要なポイントでもあるので検討することをおすすめします。
さまざまな分野の知識をつける
高校生から漫画家になるには、漫画に関するあらゆる知識を日常生活で吸収することが大切です。
一見すると漫画は自分が好きなジャンルを、突き詰めるものと考えるかもしれません。しかし、それではリアリティや世界観の広がり、その他表現方法などに限界があります。
そのため、まずはジャンルを絞らずさまざまなテーマの映画や漫画、小説を見たり読んだりして、知識量を増やしていきましょう。
さまざまな分野の知識をつけることで、既存の作品にはないアイデアを生み出す力にもなります。
ストーリーを漫画に起こすことに慣れておく
漫画家になるには、ストーリーと画力のバランスを伴わせることも重要な要素です。
漫画を作る時は一般的にストーリーから考えますが、そのストーリーを思いついても漫画に起こすことができる画力がなければいけません。
ストーリーを思いついたら漫画に起こせるか描いてみて、何が苦手なのか・描けないのか課題点を見つけましょう。そして、画力を高めるために、模写やさまざまな角度からキャラクターを描くなど反復練習します。
また、画力といっても人物や背景、乗り物、小物などあらゆるモノをイメージしながら、立体感のある綺麗な絵を描く必要があります。
練習の際は、バランスよく各要素のスキルアップを意識することが大切です。
漫画雑誌の新人賞に応募する
漫画家になるには、漫画を描いたり練習をしたりするだけでなく、漫画雑誌で実施している新人賞に応募してみることも大切です。
各出版社は定期的に新人賞を実施しているので、そこから漫画家デビューできる可能性もあります。
それだけでなく受賞できなかったとしても、ライバル達と比較してどのレベルにあるのか客観的に分かるのが魅力です。
そのほかにも新人賞に応募することで、場合によっては編集者からアドバイスを受けてもらえることもあります。つまり、プロの添削を受けられる貴重な機会を得られるということです。
専門学校やスクールの体験入学に参加してみる
高校生から漫画家になるには、環境を大きく変えて専門学校やスクールに体験入学してみるのもおすすめです。
毎日1人で漫画を描いていると、漫画家への希望や期待だけでなく、高校生という進路に関する重要な時期も相まって不安も覚えやすいです。
そのため、モチベーションが下がることもあります。また、テレビやネット、ゲームや友達からの遊びの誘いなどで、更にモチベーションを下げられやすいです。
漫画の専門学校やスクールの体験入学は、自分と同じプロの漫画家を目指す仲間と会ってコミュニケーションを取れる場でもあります。
ですので、モチベーションを上げたい方は、1度専門学校やスクールの体験入学の受付をしていないか調べてみましょう。
高校生活を楽しむ
今、高校生の方にとっては、学校生活や毎日の出来事は日常の1つとして、わざわざ記録していないのではないでしょうか。
しかし高校生活や学校行事、高校で起こる恋愛や友情、その他同級生や先輩、後輩との思い出は、卒業してから体験できない貴重な経験です。漫画のネタは、想像だけでなく実際に体験した方がリアリティや説得力もあります。
そのため大人になってからは、取材することで自分が体験したことのない出来事を集める必要もあるのです。
毎日の学校生活は貴重な経験ですので、些細なこともメモしておくことをおすすめします。
まとめ
高校生から漫画家になるには、書籍や漫画・小説を参考に独学で漫画家デビューする方法もありますが、もう1つ選択肢があります。
それは漫画の専門学校やスクールに入学して、プロの漫画家から指導や添削を受けながらスキルアップすることです。
漫画家になるには、スピード感を持ってスキルを磨く必要もあります。独学だと改善点を見つけるだけでも時間が掛かるので、講師が指導してくれる環境は貴重です。
また、専門学校やスクールは、高校から編入できるだけでなく高校卒業資格も取得できます。更にインターンシップなどの制度も整備されつつあります。
高校生から漫画家になるには、自分に足りないものを見つけて修正する力も必要です。
プロの漫画家や講師から直接指導を受けられ、効率的な環境で学べる専門学校やスクールも検討してみてはいかがでしょうか。
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お問い合わせ | 0120-41-4648 |
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