会社員イラストレーターの仕事内容、就職・転職の方法とは

会社員イラストレーターの仕事内容、就職・転職の方法とは

イラストレーターは安定した収入が得られないのでは?という不安を持つ方におすすめなのが、会社員イラストレーターです。

今回は、会社員イラストレーターがどんな仕事をするのか、メリットやデメリット、そしてどうやって就職するのかについてご紹介していきます。

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この記事の監修者

大阪アミューズメントメディア専門学校 キャラクターデザイン学科では、大好きなイラストやデザインを仕事にするためのスキルを学びます。

就職・デビューどちらもサポートしているので、自由に働き方が選べるのも魅力です。

会社員イラストレーターの仕事

会社員イラストレーターとは、会社や事務所に所属して働くイラストレーターのことです。

自分で案件(仕事)を見つけて働くフリーランスのイラストレーターとは違い、組織に所属して、毎月一定のお給料をもらいます。

フリーランスのイラストレーターを志望する場合でも、まずは会社に就職して経験を積んだ後に独立するというのが一般的です。

では会社員イラストレーターの仕事を、業界ごとに見ていきましょう。

出版業界

書籍や雑誌で使うイラストを手がけるのが、出版業界のイラストレーターです。
主に出版社が、イラスト制作会社や事務所に依頼します。

書籍や雑誌のイラストは、クレジット(制作に携わった人の名前)が分かりやすいところに掲載されることが多いため、自分が手がけた仕事だと一目で分かってもらえるのが魅力です。

ゲーム業界

ゲーム業界の会社員イラストレーターは、ゲーム制作会社、またはゲーム制作会社と取引しているイラスト制作会社に就職します。

たくさんのソーシャルゲームが制作されているため、ゲーム業界でのイラストレーターの需要も増えています。
またゲームイラストでは、3DCGのスキルを求められることも多いです。

広告業界

出版業界と同じく、広告業界でもイラストレーターは制作会社で働くことが多いです。
広告を出したい企業(広告主)、または広告代理店からの依頼でイラスト制作をします。

広告主のやりたいことをしっかり理解し、さまざまな関係者とやりとりをする必要があるので、コミュニケーション能力が特に求められます。

大きな企業なら、たくさんの人が目にするようなCMや電車内の広告などを手がけられるかもしれません。

プロダクトデザイン業界

自社で商品開発をしているメーカーでは、社内にデザイナーやイラストレーターがいることが多いです。

デザインとイラスト両方の知識があると、有利になることもあります。

会社員イラストレーターのメリット

会社員イラストレーターのメリット
ここからは、会社員イラストレーターのメリットを挙げていきます。

安定した収入が得られる

組織に所属していると、毎月一定のお給料がもらえます。
また、フリーランスのように自分で仕事を見つける必要がないので、「今月は仕事が少ない分、収入も減ってしまった」といったことがほぼありません。

休暇や手当など、会社の福利厚生を利用できるのも強みです。

若手でも大きな仕事ができる可能性が高い

会社員イラストレーターなら、若手のうちに有名なゲームや雑誌で使用されるイラストなど、大きな仕事を担当できるかもしれません。

フリーランスでももちろん大きな仕事をしている人もいますが、経験豊富なベテランがほとんどです。

そのため、若手で大きな案件を担当できるのは、会社員イラストレーターの特権とも言えるでしょう。

チームで仕事ができる

会社員イラストレーターは、困ったことがあれば社内のメンバーと協力するなど、チームで仕事ができるのが強みです。

またフリーランスでは、経理や営業なども全て自分でやらなければなりませんが、会社では職種がしっかり分かれているので、イラスト制作に集中できます。

会社員イラストレーターのデメリット

会社員イラストレーターのデメリット
一方で、会社員イラストレーターには次のようなデメリットもあります。

自分のやりたいことばかりできるわけではない

会社員イラストレーターが担当するのは、基本的に会社が判断して引き受けた仕事です。
そのため、必ずしも自分が得意な絵柄や描きたいイラストを描けるわけではありません。

働き方に制約がある

会社員イラストレーターの場合、休日や出勤・退勤時間は会社で決められています。

有給休暇やフレックスタイム制を使ってある程度は自由に変えられますが、「まとまった休みが取りたい」「深夜の方が作業がはかどる」という方には、会社員イラストレーターの働き方は不便かもしれません。

また、在宅可能な会社も増えていますが、基本的には出社して作業するという会社もまだあります。

会社員イラストレーターになる方法

会社員イラストレーターになる方法
では最後に、会社員イラストレーターになる方法を、新卒からなる場合と、転職など中途からなる場合に分けてご紹介します。

新卒からなる場合

新卒から会社員イラストレーターになる場合は、一般的な就職活動と同じように企業の採用面接を受けます。
この時、ポートフォリオが必要です。

新卒採用では、美術大学やイラストの専門学校の卒業生を採用することが多いです。
特に専門学校には、イラスト関係の求人が多く集まり、就職のサポートも充実しています。

中途からなる場合

現職でデザイン制作ソフトを使う仕事をしているなど、経験者であれば比較的楽に会社員イラストレーターに転職できるでしょう。

全くの未経験からイラストレーターに転職するのは難しいため、副業でイラスト制作の仕事をするなどの経験を積みましょう。

また、社会人の方におすすめなのが専門学校です。
専門学校は1〜2年でスキルが身に付き、夜間で働きながら通える学校もあるなど、社会人にも通いやすいのが特徴です。

未経験から会社員イラストレーターに転職する場合、専門学校も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

イラストレーターといえばフリーランスというイメージを持つ方も多いですが、会社に所属して活躍するイラストレーターもたくさんいます。

会社員イラストレーターは、収入が安定している、若手のうちからさまざまな経験が積めるなどメリットが多く、ゆくゆくはフリーランスとして独立することも可能です。

イラストレーターとして就職するには、イラストを学んだ経歴や、仕事をした経験が求められます。

会社員のイラストレーターに興味が出てきた方は、まずはイラストを学べる学校への進学を考えてみてください。

大阪アミューズメントメディア専門学校では、「AMG産学共同プロジェクト」で在学中からプロとの仕事が経験できます。

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