Webデザイナーに資格は必要?おすすめ10選や就職するためのルートを解説

Webデザイナーを目指すにあたって、資格が必要かどうか気になる方はいらっしゃることと思います。資格が必要であれば、早めに勉強を始めたいところです。

本記事ではWebデザイナーに資格が必要かどうかだけでなく、おすすめの資格と、実際にWebデザイナーとして働くまでのルートを解説します。

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この記事の監修者

大阪アミューズメントメディア専門学校 キャラクターデザイン学科では、大好きなイラストやデザインを仕事にするためのスキルを学びます。

就職・デビューどちらもサポートしているので、自由に働き方が選べるのも魅力です。

Webデザイナーに資格は必要?

実は、Webデザイナーとして働くだけなら資格は必要ありません。資格よりも実績が重要視される業界であるため、特別な資格を持たない方でもWebデザイナーとして雇用してもらえる可能性があります。

また個人事業主として働きやすい現代では、スキルと実績さえあればフリーランスのWebデザイナーとして活躍することも可能です。

ただし、スキルの証明として資格を取得しておくことは効果的です。特に、実績がない方に関しては資格がなければ雇用してもらえない、あるいは仕事をもらえない可能性が高いため、資格取得を目指すことをおすすめします。

Webデザイナーのおすすめ資格10選

ここでは、Webデザイナーにおすすめの資格をご紹介します。

1.ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、Webサイトの制作に必要なWebデザインの知識・技能、実務能力などをチェックする検定試験です。業界唯一の国家試験であり、合格することで「ウェブデザイン技能士」を名乗れるようになります。Webデザイナーとして働くのなら、ぜひ取得しておきたい資格と言えるでしょう。

1級〜3級の3段階があり、いずれも学科と実技どちらの試験も行われます。

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2.Photoshop(R)クリエイター能力試験

Photoshop(R)クリエイター能力試験は、画像編集技術に関する知識と、Photoshopを駆使したコンテンツ制作能力を認定する試験です。Photoshopは後述するIllustratorと共にデザイナーの間でメジャーなソフトです。その活用能力を示せる資格ということで、Webデザイナーとしては取得しておいて損はありません。

スタンダードとエキスパートの2段階があります。

Photoshop(R)クリエイター能力試験の詳細をチェック

3.Illustrator(R)クリエイター能力認定試験

Illustrator(R)クリエイター能力認定試験は、ドキュメントデザイン技術に関する知識と、Illustratorを駆使したコンテンツ制作能力を認定する試験です。Photoshop(R)クリエイター能力試験と同様に、Webデザイナーが優先して取得しておきたい資格の1つです。

スタンダードとエキスパートの2段階があります。

Illustrator(R)クリエイター能力認定試験の詳細をチェック

4.アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルとは、上述したPhotoshop やIllustratorを含むアドビ社のソフトウェア製品を活用する能力を認定する資格です。製品ごとに試験が設けられており、またバージョンによっても分かれています。

アドビ認定プロフェッショナルの詳細をチェック

5.Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Webサイト制作におけるデザイン能力およびWebページのコーディング能力を認定する試験です。勉強の段階でWeb制作の基礎的な知識が身につくので、これからWebデザイナーを目指す方におすすめの資格と言えます。

スタンダードとエキスパートの2段階があります。

Webクリエイター能力認定試験の詳細をチェック

6.HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験は、HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を認定する試験です。レベル1とレベル2の2段階があり、レベル1ではWebコンテンツ制作の基礎能力、レベル2ではシステム間連携や最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーション、動的Webコンテンツの開発・設計能力などを客観的に証明できます。

HTML5プロフェッショナル認定試験の詳細をチェック

7.Webデザイナー検定

Webデザイナー検定は、各種Webサイトのデザインにおいてコンセプトメイキング・制作・テスト・評価・運用を行うための知識や技術をチェックする検定です。勉強段階ではWebサイトの準備から実際の運用まで、Webデザインに必要な幅広い知識が身につきます。

ベーシックとエキスパートの2段階があります。

Webデザイナー検定の詳細をチェック

8.ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITに関する基礎的な知識を客観的に証明できる国家試験です。Webデザイナーはもちろん、すべてのビジネスに携わる社会人に推奨されている資格なので、業界外で活躍する際にも役立ちます。

ITパスポート試験の詳細をチェック

9.色彩検定

色彩検定は、色の基礎から配色技法、専門分野における利用などを幅広くチェックする検定です。Webデザイナーをはじめとしたデザイン関係の業種にとって有用な資格となっており、勉強することで色に関する理論の土台が身につきます。

1級〜3級、そしてUC(色のユニバーサルデザイン)級の4つの段階があります。

色彩検定の詳細をチェック

10.マルチメディア検定

マルチメディア検定は、マルチメディアに関連するデジタルコンテンツや情報技術の基本的な知識と、日常生活や社会へのマルチメディアの応用に関する知識をチェックする検定です。勉強することでWebサイトの制作に役立つ知識に加えて、セキュリティや情報リテラシーについても学ぶことができます。

ベーシックとエキスパートの2段階があります。

マルチメディア検定の詳細をチェック

Webデザイナーになる4つのルート

Webデザイナーになるためのルートは大きく4つあります。ここからはそんなWebデザイナーを目指す際のルートについて解説します。

専門学校に通う

もっともメジャーなのは専門学校に通い、必要なスキルを身につけるルートです。専門学校では特定の分野について集中して学ぶことができ、短期間で即戦力レベルの力が身につきます。

大阪アミューズメントメディア専門学校のキャラクターデザイン学科は、Webデザイナーを目指して勉強できる専門学校の1つ。デザインの基礎から学び始め、充実したカリキュラム・サポート体制を通じて、業界の即戦力となれる人材へ成長できます。

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通信講座を受ける

学校に通う時間が作れない方は、通信講座を利用すれば隙間時間や自宅にいる時間など、好きなタイミングで学習することができます。忙しい社会人や子育てに追われる方などにおすすめのルートです。

ただし、自由な時間に取り組めるからこそなかなか勉強が進まないという懸念点もあります。きちんとスケジュールを組んで取り組むことが大切です。

独学で勉強する

お金をかけずに学びたい方は、参考書を購入して独学で勉強する方法がおすすめです。専門学校に通ったり、通信講座を受けたりする方法に比べて学習費用を抑えることができるため、学生さんでも取り組みやすい方法となっています。

難点としては、分からない点があった時に質問できる環境がないため、前述した2つの方法と比較して勉強効率が劣ってしまう点が挙げられます。また、数多くある参考書の中から内容が充実していて、かつ自分に合ったものを見つけるのも難しく、場合によっては何冊も買い揃えてしまい、中途半端にお金がかかってしまうという懸念点もあります。

未経験で就職する

未経験可のWebデザイナーを募集している企業に就職して、働きながらスキルを身につける方法です。この場合、実績やスキルがなくてもポテンシャルがある方や人間的にしっかりしている方は雇用してもらえる可能性があります。

ただし求人数が少なく、また倍率が高いため実際に就職するのは難しいと言えるでしょう。就職できたとしても勉強しながら仕事もこなさなければならないため、苦労が大きいという心配があります。

Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーとは、Webサイトのデザインや掲載するロゴ・バナーの制作をする仕事です。近年、集客やブランディングなどの目的公式ホームページを作って運営する企業が増えており、Webデザイナーの需要も高まっています。

前述の通り未経験や無資格でも目指せる仕事であり、学歴も問いませんが、クライアントの意図を汲んで目的に沿ったWebサイトの制作ができなければならず、単なる見栄えの良さを追求するだけではWebデザイナーとして生き残ることはできません。

Webデザイナーに求められるスキル

大前提として、Webデザイナーには見栄えの良いWebサイトをデザインするためのデザインセンスと、それを作り上げるために使用するデザインソフトの使用スキルが求められます。

また、実際にWebデザインを行うにあたってはプログラミング言語を用いて直接コンピューターに命令をする「コーディング」の作業が必要になるケースがあります。このコーディングができるWebデザイナーは重宝されるため、最低限「HTML」や「CSS」はマスターしておきたいところです。

加えてクライアントの要望を汲み取るヒアリング力・コミュニケーションスキルも重要です。Webデザイナーは常にパソコンに向かっているイメージを持たれていますが、Webデザインを始めるまでにはクライアントと打ち合わせをして構成や企画を行う作業があります。このためコミュニケーションスキルも欠かせません。

まとめ

本記事ではWebデザイナーにおすすめの資格と、実際にWebデザイナーとして働くまでのルートを解説しました。

Webデザイナーは働くだけなら資格は必要ありません。資格よりも実績が重要視される仕事です。しかし、実績がない方はスキルを客観的に証明するため、資格を取得しておくと就職がしやすくなるはずです。

とはいえ最終的に求められるのは資格ではなくスキルの有無です。まずはWebデザイナーとして必要なスキルを身につけることから始めましょう。

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