「ゲームエンジンがあればゲームはきっと作れます。ゲームクリエイターになるのは遠い夢ではない」横山理先生がGTMF2023で語るゲームクリエイター教育の未来。|ブログ

「ゲームエンジンがあればゲームはきっと作れます。ゲームクリエイターになるのは遠い夢ではない」横山理先生がGTMF2023で語るゲームクリエイター教育の未来。

GTMFはゲーム開発に使用されるミドルウェア(ツール)会社が主催の大規模勉強会。ミドルウェアとはUnreal EngineやUnityのようなゲームエンジンから、VTuberなどでも使われるLive2Dなどグラフィックツールなどのことです。
ベテランから1年目の新入社員まで広く参加する業界のイベントで、今年入社の卒業生たちも多く参加し、横山先生に挨拶されていました。
創るゲームクリエイター」というテーマで登壇する横山理先生。ゲーム企画者教育は「誰かに創ってもらう立場」から「自ら創って学ぶものに変わった」と語ります。
1億総ゲームクリエイター時代の起爆剤になると横山先生が語るのがUnreal EngineのEpic Gamesがベータテスト中のUEFNUNREAL EDITOR FOR FORTNITE)。FORTNITEを操作する感覚そのままに3Dアクションゲームが作れるシステムです。これなら小学生から本格的な3Dが作れます
本校のゲームクリエイター学科で発表間もないUEFNを、おそらく日本で始めてゲーム専門学校のオープンキャンパスで取り上げました。このスピード感が大阪アミューズメントメディア専門学校の凄さかもしれません。
22年生の1年間のゲーム作品です。チーム制作は共同制作という形で全員一度は必ず経験しています。それにプラスして個人作品も多く、その完成度はとても高いと評判となりました。制作にあたっては「1人希望に応じて最大1万円のアセット(素材)を配布している。教科書より素材の配布のほうが重要」という発表には驚かれる方も多かったようです。
今回のGTMFの参加は教育サイドからゲーム業界側へのクリエイター教育のあり方の提示であり、また最新の開発技術を教育に取り入れるための情報収集の意味の2つがあります。大阪アミューズメントメディア専門学校は今後も最新の開発技術・手法を教育に取り入れ、教育を含めたゲーム業界全体の発展に寄与していく所存です。

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ゲームクリエイター学科担任
横山理

学生時代から気づけばもう30年越えのゲームクリエイター。
2021年から本学科の担任に。
学生時代は絵描き志望で、当初はグラフィックデザイナーとして業界デビュー。
この15年は企画、ディレクター、プロデューサーを主な仕事としている。
ゲーム会社時代から業務とは別に、開発者有志のゲーム開発勉強会の運営に参加、
自分自身もセッションに積極的に登壇を行う。

実は2000年から2007年の期間に本校のCG系学科の担任を務めていた時期がある。
最近の楽しみは、その頃の教え子が遊びに来る事。

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