【2年】演出について|ブログ
2017.11.12
【2年】演出について
ちゃお~!ささみ先生です。
お気に入りの布団カバーがタテに裂けました。ショックでかい。
さて、制作進行職の中で、将来的には演出を志望している学生が多くいます。
今日はちょっとまじめに演出の講義をのぞいてみましょう~。(言うていつもまじめやで?)
今、アニメ監督・演出コースはオリジナルフィルムを1本制作しています。
そして今日の講義内容は「作打ち(作画打ち合わせ)」です。
オリジナル絵コンテ(MV、CMなど形式は不問)の作成⇒コンテを別の学生(制作側)へ受け渡し⇒演出意図を入念に伝える(作打ち)⇒制作、ということを行ないます。
Aさん⇒発注⇒Bさん、Bさん⇒発注⇒Cさん、Cさん⇒発注⇒Dさん…という風に、相方は順繰りにまわっていきます。
つまり、【発注側】と【受注側】のどちらも経験するわけですね。
この作打ち、実際に現場でも当然行なわれています。
しかも、現場(業界)に入ったら「う~んここは適当でいいよ」「君の好きにしてよ」なんてことはありえません。
▲これはふつうに社会人としてもダメすぎる例。
なので、クラスメイトといえどしっかりと「自分の意見を伝えること」「相手からアイディアを引き出すこと」、さらに仕事を受ける側は「豊富なアイディア、知識を出す」「求められるクオリティに応えること」が必要になってきますね~。
演出が用意したイメージソングを共有したり
質疑応答を繰り返してもらったコンテに書き加えていったり
身振り手振りあの手この手でイメージを伝えます
作画、実写など手法は問わないフィルム制作!完成は2月を予定しています。
仕事上で好き勝手作っていいものはありませんので、こうやってじっくり話し合うのも大切なんですね。
いつも通りまじめなささみ先生でした。
ちゃお!
【おまけ】
サルも登場するらしいです。
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