作画とは
作画
作画の授業は、キャラクターの動きの基礎としておさえておきたい全ての動きの作画実習を行います。
アニメは動きが伴う為に、作画の時点でしっかりと3次元に見えていないと成立しません。
作画の技術は、動画として動かせる状態の基本の絵を描く為にも大切になります。
そういった部分では、静止画よりも高い技術が求められていると言えます。
作画の授業では、動画にも対応できる作画を描く為のポイントからしっかりと学ぶことが出来ます。
AMGアニメーション学科の「作画」の特長
その1 作画技術を現役の総作画監督クラスのベテランアニメーターから学ぶことが出来る
作画はアニメーターの仕事の基本中の基本の作業と言えるので、大事な箇所を理解することができるようになる為に大切です。
授業では、その基本である作画技術を現役のプロから実習形式で学ぶことが出来ます。
プロの言葉で身が引き締まりますし、これからアニメーターとしてレベルアップする上でもプラスになりますね。
また、プロから見た作画を描く上でのポイントを知れば、自分の新たな修正点にも気づけます。
修正点に気づくことが出来れば、その分早い成長も見込めるようになりますね。
その2 作画の技術を重要な箇所に絞って無駄なく学ぶことが出来る
更に、即戦力になる為の作画の技術を重要な箇所に絞って学ぶことが出来ます。
これは、アニメーション学科のベテランの先生が指導にあたるからこそ可能なことです。
作画の技術とひとくちに言っても、知識だけで言えば情報量は膨大になってしまいます。
しかし、それら全てをマスターするのは時間的にも困難。
そこで作画の授業は「重要な箇所」だけを徹底的にマスターする為の授業になっているんですね。
卒業してから即戦力になれるように、最低限マスターしておきたい作画技術から教えてくれるので無駄がありません。
その3 本番での仕事を想定したシーンの作画演習によって即戦力になれる力をつけることができる
更に、本番での仕事を想定したシーンの作画演習もできます。
その2で身につけた作画の技術を応用し、現役のプロのアニメーターが本番の仕事を想定した特別な作画課題を出してくれるんです。
現役のアニメーターは、現場での作業の流れや効率などもわかっています。
直接アドバイスをくれるので、自分だけで想像しながら作画を描いていくよりもずっと技術が身につきますね。
作画演習で身につけた技術はプロの現場でそのまま活かすことが出来るので、学生時代から自信をつけることが可能になります。
「作画」の授業について
AMGアニメーション学科の作画の授業は、基本的には実習がメインです。
1回の授業で終わるものもあれば、何週にもわたって同じテーマで授業を行う場合もあります。
基本的には、1年生で顔の振り向き、歩き、走りの3つはマスターを目指して実習形式で学びます。
1年前期が動画が描けるように先生が描いた原画に動きをつける為の授業、後期では原画を描けるようにキャラクターのポーズから考えていく授業へと移っていきます。
また2年次は本番仕事を想定して大事な動きを作る原画実習を行います。
少しずつ求められるレベルが上がっていくので、授業を通して自分の実力もつけていくことが出来ます。
この授業で作画を基礎から身につけることで、より高度な応用の技術であっても習得に苦労することがなくなります。
基本を覚えていくのは時に苦しい作業ではありますが、1年生のうちにしっかりと身につけておきましょう。
「作画」のゴール
作画の授業のゴールは「現場仕事での動画、原画に対応できるように基礎の部分をマスター」することです。
特に、動画の技術を身につけられないとその発展系である原画のクオリティも上げることが出来ないので、しっかり基礎体力をつけましょう。
また、動画や原画の絵を描くうちに、どうキャラクターを動かせばより魅力的に見えるかも分かるようになります。
キャラクターの魅力がわかるようになれば、どんなシナリオが面白いのか、どんな撮影だとより良くなるのか、といった別のセクションの仕事にも興味が出るようになります。
作画を通して、他の様々な技術を身につけるきっかけにもなりますね。
更に現役のプロからの言葉で、より現場のイメージが膨らませることが可能。
アニメ業界への道をより明確にすることが出来ます。
プロの現場でこのように活きる!
作画における大事な考え方を実践さながらの具体的な例題を受領でこなして理解することで、確かな技術習得が可能になります。
この技術は、プロの現場でもそのまま活かしていくことが出来るので、応用力をつけていくスピードも上げることが出来ます。
早い段階でスキルアップをしていきたい方でも安心です。
また、アニメーターがどんな意識で仕事をしているのか、どんな流れで制作が進んでいくのかがリアルに想像出来るようになるので、業界への定着率も上がりますね。
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