アニメーション学科

演出総合とは

演出総合

演出総合の授業は、「演出の基本」を学ぶ為に行われます。
アニメーションはどうやって演出するかで、作品の面白さが変わってきます。
どんなに良いシナリオがあっても、それをより効果的に見せるための演出がなかったら魅力が少なくなってしまうからです。

 
quotation

AMGアニメーション学科の「演出総合」の特長

その1 座学と実習で学ぶことで理解を深めることが出来る

前述した通り、演出総合の授業では座学と実習で学んでいきます。
頭で考えるだけでなく、実際に実習でアウトプットしていくことで、より理解を深めることが出来ます。
演出は、ただ作品を盛り上げるだけの要素ではありません。
シナリオは紙に書かれた平面的な表現なのに対して、演出はそれをアニメーションとしてシナリオで書かれたイメージ通りに汲み取って、文章から伝わる内容を過不足なく映像として成立するアニメーションにしていかなければなりません。
このような演出の知識について、実習を通して学んでいくことが可能です。

その2 制作してもらう側の意識も学ぶことが出来る

総合演出の授業では、制作現場で自分で演出することだけを学ぶ訳ではありません。
制作してもらう側の役職や仕事内容も学んでいきます。
例えば、キャラクターの気持ちの動きをもっと効果的に見せたい時、どういう作画を描いてもらうべきなのか、どう伝えるのが分かりやすいのかを考えていきます。
アニメの制作現場で働く場合、作る側も作ってもらう側も経験することになります。
どちらの意識も知っておくことで、実際にアニメ業界で働く時のイメージをつけておくことが出来るんです。

その3 演出の基本だけでなく、作画演出面での処理についてもフォローしてくれる

演出の基本である絵コンテの描き方やカメラワーク、カットの内容や、レイアウトについてだけでなく、2年次の授業からは作画の授業のフォローも行われます。
例えば、キャラクターの感情が顕著に現れる「食べる」、「笑う」などの作画での表現方法についてなどです。
作画は、演出をしていく上で重要な技術。
うまくイメージを表現する為に必要なので、出来ない部分はしっかり先生方がフォローしてくれます。
演出の基本はわかっているのに、作画がうまく描けない…といった悩みも解決してくれますね。

 
quotation

「演出総合」の授業について

AMGアニメーション学科の演出総合の授業は、まず座学で演出についての基本を学んでいきます。
その後、実習として演出が1人で作画が3人の4人1組のチームを組んで課題に取り組みます。
4人で課題に取り組んだ後は先生に提出し、注意点やポイントを説明してもらいます。
注意点やポイントを知ることで、次の課題では最初から活かしていくことが出来ますね。
基本的には1回の授業で1〜3課題ほど取り組んでいきます。
アニメ制作の現場は、基本はチームでの共同作業になります。
授業でチームを組んで課題に取り組むことで、協調性や社会性も培っていきます。
また共同で仕事をしている意識で学ぶことが出来るので、現場に出た時の練習になりますね。

 
quotation

「演出総合」のゴール

演出総合の授業のゴールは、「演出の基本を知り、現場での仕事における基本事項を理解できるようになる」ことです。
演出について何も知らない状態だと、作画の描き方や絵コンテの描き方など、様々な面で不都合が多くなってしまうからです。
これは、アニメーター以外でも、撮影などでアニメ業界の現場に入る場合でも同じです。
演出の基本は、座学と実習で把握することが出来ます。
学生のうちに基本をおさえておくことで、実際にアニメ業界で働き始めた後でも、基本事項を把握しておけば焦らず仕事をこなすことが可能になるので、必ず身につけておきましょう。
基本を知っていれば、応用的な技術であってもそこまで苦労せずに習得できるようになります。
面白いアニメを作りたいという夢も、叶えることが出来ますよ。

 
quotation

プロの現場でこのように活きる!

演出総合の授業で演出の基本がわかるようになれば、カット素材がどういったものなのか、描くことやシナリオを読むこと、レイアウト以降の撮影処理やカメラワークが読み解けるようになります。
一つずつの業務が合わさって作品が作られているんだ、という実感にも繋がりますね。
そして、これだけ制作の流れをしっかり掴むことが出来れば、アニメの制作現場で自分に求められている役割がより分かります。
自分の実力を発揮する為にも、演出の基本はしっかりおさえておきましょう。

 
quotation

アニメ業界に関する記事

再進学者入学12/23受付開始

既卒から業界就職・デビューを目指す方へ
初年度授業料より一部免除!

閉じる

×

当サイトに掲載の情報は前身である
アミューズメントメディア総合学院の実績も含まれています。